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サイト内検索ツールでCVは増える?活用事例5選から効果を読み解く


サイト内検索ツールを利用するメリットとは?

サイト内検索は商品点数が膨大になりやすいECサイトでは欠かせない機能のひとつです。
サイト内検索ツールがあれば、ユーザは検索窓にキーワードを入力するだけで、ECサイト内で目的の商品を簡単に見つけられるようになります。サイトの利便性が向上すれば、結果として企業側のCVRや売上向上にもつながっていくでしょう。
サイト内検索ツールの活用事例を紹介する前に、まずはサイト内検索ツールを利用することで得られる具体的なメリットについて解説します。

CVRの向上

ユーザはECサイト内に欲しい商品があるかどうか、すぐには判断できません。もしサイト内検索がなければ、目的の商品を探せずにユーザがサイトから離脱することでCVRの低下を招きます。
反対に、サイト内検索ツールで目的の商品をすぐに発見できれば、商品購入に至るユーザが増えCVRの向上が期待できるでしょう。

離脱の防止・サイト内回遊の促進

サイト内検索ツールは、検索窓に入力されたキーワードに該当する商品の一覧を検索結果として表示するだけではありません。
高機能なツールであれば、検索された商品そのもの以外にも、キーワードから予測されるユーザの目的にマッチした関連商品やページを、検索結果の上位に表示するなどの機能も搭載されており、ユーザの離脱防止やサイト内の回遊率向上に効果が期待できます。

ユーザビリティの向上

ECサイトに合わせてサイト内検索を最適化しユーザビリティを高めることで、ユーザに「使いやすいサイト」と認知され、リピートにつながる可能性が高くなります。
またサイト内の離脱率が低下し回遊率・平均滞在時間が延びれば、SEO的にも評価されやすくなります。Googleで上位表示され集客力が高まることで、比例して売上も伸びていくでしょう。

サイト内検索ツール「GENIEE SEARCH for EC」とは

今回事例を紹介するECサイト向け商品検索ツール「GENIEE SEARCH for EC」は、ECサイトに特化したサイト内検索ツールです。ECサイトに必要不可欠な機能が搭載されており、JavaScriptタグとデザインの調整をするだけで簡単に実装できます。
カテゴリ・属性による絞り込みや複数の商品を選択して比較検討できる機能があり、スマートフォン表示にも対応したUIとなっています。画像付き検索サジェスト機能を使えば、検索キーワードの入力途中でも候補となる商品を画像付きでサジェスト表示でき、入力ミスなどによる「0件ヒット(検索時の該当件数0件)」からのユーザ離脱の未然回避にもつながります。


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「GENIEE SEARCH for EC」活用事例を効果とともに紹介

「GENIEE SEARCH for EC」を実際に利用する企業の事例をもとに、各社の課題に対してどのような効果が得られたのかをご紹介します。

「GENIEE SEARCH for EC」でCVRが通常の10倍に増加

事例企業:ザボディショップジャパン様
ザボディショップジャパンは、イギリスのコスメブランド「ザボディショップ」を運営。全国で105店舗を展開し、自然派化粧品を中心にしたボディケア用品を販売している会社です。
もともとECサイト構築システムに標準搭載されたサイト内検索機能を使っていましたが、前方一致の検索結果しか表示できない課題がありました。さらに、予想される検索キーワードを予め網羅的に登録することが難しく、ユーザに対してきちんとした情報を提供できていない状態でした。
サイト内検索ツールの導入にあたり、要件が「部分一致検索ができること」とミニマムであったため、規模・価格的にスモールスタートができるツールを探していました。複数社を比較した結果、サイトで実現したいことに対して価格感と機能のバランスが1番良かったのが「GENIEE SEARCH for EC」でした。

「ザボディショップ」では、「GENIEE SEARCH for EC」の高精度なサイト内検索機能に加えて、商品の比較機能や検索窓上で画像付きサジェスト表示ができる機能も併せて活用しています。
導入後は、導入以前の1ヶ月と比較して検索経由のCVRが17%増加。「GENIEE SEARCH for EC」経由では通常と比べてCVRが約10倍に増加しました。
また、クローラが自動的にサイト内のデータを収集してくれるため、検索キーワードを登録する作業負担が解消されました。また、運用後のトラブルも無く非常に満足いただいています。

より詳細な事例内容は下記よりご覧いただけます。
ザボディショップ様「CVRが通常の約10倍に」

検索を使用したユーザの直帰率・CVRが大幅改善

事例企業:ラコステ ジャパン様
ラコステジャパンはラコステやエーグルの企画製造販売を手掛けている会社です。
「GENIEE SEARCH for EC」の導入前、は完全一致検索のみができるサイト内検索機能を使っていましたが、認知度の高い商品はともかく「何を買おうか探しているユーザ」や「認知度が低い商品を探しているユーザ」の場合、完全一致検索では商品を見つけられませんでした。
そこでサイト内検索ツールとして、「GENIEE SEARCH for EC」を導入しました。選定にあたっては、機能の拡張性の高さと導入スピードの速さが決め手に。また導入後もブラッシュアップを続けられ、担当者と一緒に試行錯誤しながらどんどん作り上げていける点に魅力を感じていただきました。
ラコステでは導入前と比べて、検索機能を利用したユーザの検索後の直帰率が83%も改善しました。またエーグルではサイト内検索を使ったユーザのCVRが、サイト内検索を使わないユーザに対して47.4%高くなっています。画像付きサジェスト機能と併用したことで、検索窓からすぐに商品の提案ができることが効果を発揮したようです。

より詳細な事例内容は下記よりご覧いただけます。
ラコステ ジャパン様「検索利用者の直帰率83%改善、CVR約2.8%向上」

検索結果画面から商品ページへの遷移率が最大2倍に

事例企業:小林製薬様
小林製薬は、「あったらいいなをカタチにする」をブランドスローガンに、健康食品・スキンケア・ヘアケア・医療品など幅広い商品の販売を手掛けている会社です。
「GENIEE SEARCH for EC」の導入前は、検索画面に「商品情報」や「FAQ」の情報が入り乱れており、離脱率が高く、さらに検索結果もテキストのみの表示で情報が分かりにくい状況でした。
「GENIEE SEARCH for EC」を選んだ理由は、何より検索結果が非常に分かりやすくなるということでした。画像と商品情報を意図した順で表示でき、検索結果に対して金額などで絞り込みができる点に魅力を感じたそうです。
導入後まもなく検索結果画面から商品ページへの遷移率が、1.3倍~2倍近くまで改善しました。ユーザの検索に対して適切な情報提供ができるようになった結果ではないでしょうか。

より詳細な事例内容は下記よりご覧いただけます。
小林製薬様「商品ページへの遷移率が2倍に」

導入から2ヶ月足らずでCVRが2倍・売上は2~3倍に

事例企業:プチバトージャパン様
プチバトーは、1983年に肌着メーカーとしてフランスで誕生し、現在はベビー・キッズアイテムから大人用品まで幅広く展開している会社です。
ギフトニーズが高い一方で、「GENIEE SEARCH for EC」の導入前はECサイト内の検索導線が弱く、「ギフト」で検索をかけても該当は0件。訪問したユーザを商品ページに導きCVRを上げるためにも、早急なサイト内検索の改善が必要でした。
そこで「GENIEE SEARCH for EC」を活用することで、ギフトとしてサジェスト商品に気に入ったものがなくても、検索結果から絞り込めるようにすることで購入率が向上。
ECサイト全体で、サイト内検索を使っていない場合と比べて、サイト内検索ありの場合ではCVRは約2倍、売上は約2~3倍の伸び率となりました。

より詳細な事例内容は下記よりご覧いただけます。
プチバトージャパン様「検索経由のCVRが改善、売上も大きく増加」

直帰率が5%改善&ユーザから「探しやすくなった」と好評

事例企業:フィラディス様
フィラディスは各国のワインを輸入・卸販売している会社です。フィラディスの通販サイトは、ひとつのサイト内に3つのコンセプトの異なるショップがあるような構造になっています。
「ワインクラブ30」というサイトでは、3000円以下で購入できるワインを30種類に厳選して販売しており、限られた種類で迷わず購入できることがコンセプトです。
さらに、高品質ワインやシャンパンといった異なるコンセプトのサイトがありますが、3つのサイトが独立していてサイト間を横断して商品を探すことが難しくなっていました。
「ワインクラブ30」という初心者向けのワイン通販サイトに慣れたユーザに対して、他コンセプトのサイトの商品も見てほしいと思ったのがサイト内検索を見直そうと思ったきっかけです。
サイト内検索ツール導入では、サイト間を横断して商品を比較しながら簡単に探せるようにリニューアル。導入後は直帰率が5%改善され、お客様アンケートでは「商品が探しやすくなった」と非常に好評でした。

より詳細な事例内容は下記よりご覧いただけます。
株式会社フィラディス様「検索改善で直帰率5%改善!」

事例から紐解く「GENIEE SEARCH for EC」の魅力

上記の事例から、ECサイト向け商品検索ツール「GENIEE SEARCH for EC」の具体的な魅力を解説します。

運用の手間が少ない

「GENIEE SEARCH for EC」は、独自開発のクローラが自動的にサイトや商品情報をクローリングし、サイトの更新時にも情報を自動で反映します。ザボディショップジャパン様の事例のように、網羅的なキーワードを手作業で入力する必要がありません。
ユーザに的確な情報提供ができ、なおかつ運用時の手間やトラブルが少ないというのは「GENIEE SEARCH for EC」の大きな魅力です。

検索だけでなく「比較」も便利可能

ECサイトならではの「比較機能」も「GENIEE SEARCH for EC」の魅力のひとつです。
適切にサイト内を検索できるだけでなく、複数商品を比較検討できるようにすることでさらなる成果向上が期待できます。
プチバトージャパン様の事例のように「プレゼントを探しているが、買いたいものがはっきりとは決まっていない」ユーザにとって、商品をある程度絞り込みながら、気になったものを比較検討できる機能は非常に便利です。

実際に活用している各事例のサイトで触ってみよう

今回紹介した各事例の通販サイトでは、実際に「GENIEE SEARCH for EC」が利用されています。自社ECサイトへの導入を検討する前に、まずは既に利用しているサイトをユーザ目線で体験してみることがおすすめです。


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まとめ

サイト内検索はECサイトにおける重要な導線です。もしECサイトでサイト内検索を活用できていないのであれば、機会損失が続いているかもしれません。ぜひ今回の事例を参考にサイト内検索ツールの活用を検討してみてください。


ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。

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