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サイト内検索はデータ収集後の分析が重要!見るべきポイントまとめ


サイト内検索はデータ収集後の分析が重要!見るべきポイントまとめ

Webサイトを訪問したユーザはサイト内検索を利用することで、目的の情報にスムーズにたどり着けます。これは離脱防止に大きな効果を発揮し、ユーザがサイト内で目的を達成することは運営者側にとって利益向上につながります。さらにメリットとして、ユーザが検索したキーワードは全てデータとして蓄積されるため、分析することで、ユーザニーズの把握、満足度向上が可能です。そこで、今回は検索キーワードのデータを収集し、分析する重要性やポイントについてお伝えします。


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サイト内検索とは

サイト内検索とは、Google検索などとは異なり、特定のWebサイト内のページや情報のみを対象とした検索サービスです。一般的には、ページ数や資料が大量にある企業や官公庁のWebサイト、そしてECサイトでよく使われています。
例えば、ECサイトの場合、商品名を検索することで目的の商品ページにすぐにたどりつけますし、商品名がわからない場合でもサイト内検索のナビゲーション機能を使うことでカテゴリから商品を絞り込んでいくことができます。

≫≫ サイト内検索とは?検索機能の3つの利用方法から導入方法まで徹底解説

サイト内検索で集めたデータを分析する重要性

ユーザのニーズを把握できる
サイト内検索で使われたキーワードを分析することで、ユーザのニーズ把握が可能です。よく検索されるキーワードからユーザが「どの商品に興味を持っているのか」「商品の価格、スペック、使い方の何を知りたいか」などが可視化されるため、商品ページを作成する際に、どの情報どのように配置すべきかがわかります。また、サイト上に不足している情報が把握できるため新たなコンテンツを作る際の目安となります。

サイト内検索の利用状況をもとにした分析

ここではまず、サイト内検索利用後のユーザの行動分析について説明します。

サイト内検索を使用したユーザの満足度を高める

一般的にサイト内検索を利用するして商品ページや情報を探すユーザは、その商品に対する興味関心が高く、購入意欲があると考えられます。そのため、サイト内検索を利用したユーザがその結果をもとにどのような行動を取ったかを収集、分析することで、より多くのユーザを購入につなげるためには何が必要かが見えてくるでしょう。

例えば、サイト内検索をしたものの、商品ページへ行かずにそのまま離脱してしまうユーザが多い場合は、検索結果ページの見せ方や商品ページタイトルのつけ方が良くない可能性があります。
また、商品ページや情報ページへ移動したものの、購入に至らないユーザが多い場合は、購入したいと思わせる情報が少なく、支払い方法や配送日数など知りたい情報が見つけにくい可能性が考えられます。
それ以外にも、サイト内検索自体に問題がある場合も考えなくてはなりません。例えば、「検索精度が悪くユーザの求める情報が検索結果に表示されない」「検索結果に1件もヒットしなかった」「検索結果から商品ページへ移動したが品切れしていた」などがあります。
このように、ユーザの行動から購入に至らない原因を推測し、改善することが重要です。

まずはサイト内検索の使用率を上げる

前述のようにサイト内検索のデータ分析を進めるにあたってまず行っておきたいことがサイト内検索の使用率を上げる対策です。サイト内検索が使われていなくても商品が売れていれば問題ないと思われるかもしれません。しかし、サイト内検索が使われていれば、さらに商品が売れている可能性があります。具体的な対策として、「サイト内検索の表示位置を変える」「検索ボタンを目立つ色にする」「検索窓にどのようなキーワードを入力すれば良いかわかるようにデフォルトで文言を入れておく」などです。

実際の検索キーワードをもとにした分析

サイト内検索では、どのような検索キーワードが何回検索されたかなどの情報が収集可能です。それらのデータをどのように活用すればよいのか、ポイントを3つ紹介します。

よく検索されるキーワードに関する情報を充実させる

ユーザがECサイトでサイト内検索を使用する理由は大きく2つ考えられます。一つは商品を購入したいユーザが商品のページを探すため、そしてもう一つは、商品や商品カテゴリに関して情報を収集するためです。
前者のがサイト内検索を使うのは、いち早く目的の商品ページへ移動するためです。特に検索される回数が多いキーワードについては、トップページ上部に画像付きのバナーを設置して表示したり、目立つ場所に人気商品として紹介する方法が考えられます。
また、後者の対策としては、情報ページのタイトルによく使われる検索キーワードを盛り込んで注目されやすくしたり、人気のカテゴリの特集記事を作るなどコンテンツ面を充実させたりする方法があります。

新規コンテンツを作成する

よく使われている検索キーワードで自社ECで関連する商品の取り扱いがあるにもかかわらず検索結果が0件となる場合は、離脱の要因や再訪の機会損失につながります。そこで、よく使われている検索キーワードに関するページを新たに作成しましょう。
商品ページ以外では、「旧商品との比較」「その商品を使うことで得られるメリット」「購入した方のレビュー」「画像や動画による使い方の説明」など複数のアプローチでコンテンツを作成することをおすすめします。

SEO対策に活かす

前述のように、検索されやすいキーワードに関するコンテンツを充実させることは、SEO対策にもつながります。
作成したコンテンツがgoogleなどの検索エンジンから高い評価を得られれば、検索順位の工場につながり、集客への効果が期待できます。


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サイト内検索データの分析方法とは?

サイト内検索のデータを活用したデータ分析を行うには、「Googleアナリティクスを使用する」「分析機能がついたサイト内検索ツールを使用する」などの方法があります。ここでは、それぞれの具体的な方法について見ていきましょう。

【方法1】Googleアナリティクスの使用

Googleアナリティクスでサイト内検索のデータ分析を行う方法は次のとおりです。

1.Googleアナリティクスの「管理」を選択、対象のビューを指定して「ビューの設定」を開く

2.サイト内検索の設定から「サイト内検索のトラッキング」を「オン」にする

3.クエリパラメータを入力する
利用しているECサイトのカートシステムやCMSによってパラメータは異なります。具体的には、サイト内検索を行った際に検索結果のURLで検索キーワードの前についている英単語(=や?などの記号は含みません)がクエリパラメータです。
例えば「ジャケット」と検索したとき「http:〇〇.com/?q=ジャケット」というURLになったとします。この場合は「q」をクエリパラメータとして登録します。

4.カテゴリ別の設定を行う
サイト内検索をカテゴリごとに設定している場合「サイト内検索のカテゴリ」を「オン」にします。これも「サイト内検索のトラッキング」と同様に、検索結果URLを確認したうえでクエリパラメータを入力してください。

これで設定は終了です。集計結果を見るには、「行動」から「サイト内検索」を選択。ここで「概要・利用状況・サイト内検索キーワード・検索ページ」のデータを得られます。
Googleアナリティクスを使用したサイト内検索データの分析方法について詳しくは「Googleアナリティクスでサイト内検索レポートを見る方法&分析のコツ」をご覧ください。

【方法2】分析機能がついたサイト内検索

2つ目の方法は、分析機能がついたサイト内検索ツールの使用です。サイト内検索ツールにはさまざまな種類がありますが、そのなかで分析機能がついたものを選定すれば、Googleアナリティクスを使って設定をしなくてもデータ分析を行えます。
どこまで詳細に分析できるかについては、それぞれの種類によって異なるため、目的や用途によって必要な分析ができるサイト内検索ツールを選定してください。

おすすめサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」

サイト内検索ツールには、無料のものから有料のものまでさまざまなサービスがあります。コストを抑える目的で無料のサイト内検索ツールを選択する考え方もありますが、少ない機能や低い検索精度ではユーザビリティを損なうだけでなく、かえって人的コストがかかってしまいます。
特に分析に関しては、サイト内検索ツールにわかりやすい分析ツールが含まれているものを選択した方が、手間を軽減して高い効果も期待できます。
GENIEE SEARCHは、使いやすく高機能な分析が可能なため、ユーザの検索行動から最適な検索ツールの活用を実現します。検索機能も豊富で絞り込みやキーワードランキングなどユーザの求める結果を提供することで購入を後押しします。

まとめ

ECサイトでは、サイト内検索ツールの活用がユーザニーズの把握やコンテンツの改善に大きな効果をもたらします。しかし、ただ設置するだけでは意味がありません。ユーザがどんなキーワードで何を探しているのかデータを収集し、分析して初めて売上向上のためのサイト改善が可能になります。
Googleアナリティクスでも多くのデータを収集可能ですが、よりおすすめなのはサイト内検索ツール自体に分析機能がついたものです。サイト内検索ツール上でキーワードの対策などの改善が可能なため、ECサイトの売上向上に大きく貢献するでしょう。

ECサイトの運営でお悩みの際は、まず「GENIEE SEARCH for EC」をチェックしてみてください。


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ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。

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