その一方で、ECサイトを立ち上げる企業も増えており、他社ECサイトと差別化し売り上げを伸ばし続けることは簡単ではありません。
本記事では、ECサイトで売り上げを伸ばすための基本的な考え方や成功事例、成功の共通ポイントについて詳しく解説します。
ECサイトの売り上げを伸ばしたい方、成功ポイントを自社で実践したい方は、ぜひご覧ください。
また、記事内ではサイトリニューアルに役立つ支援ツールの「GENIEE RECOMMEND(ジーニーレコメンド)」「GENIEE SEARCH(ジーニーサーチ)」についても紹介します。
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導線改善で売上に貢献する
検索結果ページをLPとして活用することで、業務効率が大幅に改善
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EC向け商品検索サービス
「GENIEE SEARCH」
検索利用者が15ポイント上回る効果
検索経由のCVRが約8倍の効果
レコメンド施策事例集
売り上げ=訪問者数(アクセス数)×購入率×客単価
訪問者数とは自社ECサイトにおけるアクセス数のことで、購入率とはアクセスした人の中で実際に購入した人の割合のことです。また、客単価とは商品を購入した人における一回あたりの平均購入額のことを指します。
例えば、訪問者数が50万人で購入率が10%、客単価が3,000円の場合、売り上げは以下になります。
売り上げ=50万人×0.1×3,000円=1億5,000万円
売り上げを伸ばしたい場合、どこに課題があるのかを把握するため、まずは訪問者数・購入率・客単価の数値を分析しましょう。
売上は各要素の掛け算で計算されるため、一つでも数値が悪ければ大幅に売り上げが下がります。例えば、訪問者数が少ない場合にはSEO対策や広告出稿により、流入者を増加させる必要があります。
ECサイトの導線設計で売上向上!押さえるべき5つのポイントを解説
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ここからは、上記それぞれの重要ポイントについて詳しく解説します。
ECサイト立ち上げ前には、ターゲットユーザーの明確化が重要です。
ターゲットユーザーを実在する人物のように詳細に設定した架空の人物像をペルソナといいます。
ペルソナを作る際は、以下のような項目を設定するとよいでしょう。
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上記を明確にした上で想定されるペルソナの行動パターンなどから困りごとや欲求を深堀りし、ターゲットユーザーに刺さる商品コンセプト・ブランドメッセージを作ります。
また、競合調査も欠かせません。
調査を実施する際には、以下の項目を確認するとよいでしょう。
競合の分析結果をもとに、自社の強みや弱みを洗い出します。
さらに、ペルソナの再設定や競合分析の定期的な実施も重要です。
近年は、市場やニーズの変化が早く状況は刻一刻と変わります。同じペルソナの継続的な使用は避けましょう。
売れる導線を意識したサイト設計も必要です。
ECサイトの見やすさや使いやすさ(UI/UX)は、利用者の購買意欲に大きな影響を与えます。
ユーザーが見にくい、使いにくいと感じれば、離脱し他のECサイトに移行してしまうでしょう。
UI改善のために、見やすいデザインや書体、フォントサイズをユーザー目線で検討する必要があります。
また、ファーストビューで商品の魅力やメリットを一目で伝えましょう。
カテゴリ設計や検索機能、フィルタリングを最適化し「探しやすさ」の強化も重要です。
ユーザーが欲しい商品をスピーディーに見つけられるサイトを構築すれば、ECサイト利用時のストレスを減らせるため購入率が向上します。
さらに、カートまでの導線を短くし購入までのステップ数を最小限にする施策も効果的です。
購入までの導線が複雑で手間がかかれば、商品を選択したにも関わらず購入せずに離脱するかご落ちの原因になります。
モバイルファーストの設計も欠かせません。
最近は、パソコンだけでなくスマートフォンでECサイトを活用するユーザーが増加しています。また、モバイルファーストへの対応はSEOにも良い影響を与えます。
ECサイトで売れる仕組みを作るには、UXの向上が不可欠です。
特に、商品検索やレコメンド機能の最適化は、ユーザー体験を改善し売れる導線を作れるため、CVRの向上に直結します。
そこで、ここでは株式会社ジーニーが提供するUX改善に役立つ支援ツールの「GENIEE SEARCH」と「GENIEE RECOMMEND」の特徴と、それらがもたらすベネフィットについて紹介します。
【GENIEE SEARCH】
GENIEE SEARCHは、ECサイト内の商品検索機能を強化するサービスです。
ユーザーが検索キーワードを入力すると、詳細ページへのリンクが即座に表示され、目的の商品へスムーズに誘導します。
また、画像付きサジェスト機能であるため、商品検索窓にキーワードを入れると商品画像も表示され、購入までのステップを最小化できます。
さらに、商品の絞り込み機能や商品比較機能により、ユーザーの購買をサポートできます。
【GENIEE RECOMMEND】
GENIEE RECOMMENDは、AIを活用したパーソナライズドレコメンドサービスです。
ユーザーの行動データをAIが学習・分析し、個々のユーザーに最適な商品を提案して、購入忘れの防止やクロスセル・アップセルの促進が可能となります。
GENIEE SEARCHとGENIEE RECOMMENDは連携して使用すると、検索データとレコメンド機能が連動し、常に鮮度の高い商品提案が可能です。
ECサイトのリニューアルを検討されている方は、GENIEE SEARCHとGENIEE RECOMMENDの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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ECサイトの立ち上げでは、初期集客プランの用意も欠かせません。
ECサイトにユーザーが流入しなければ、購入にはつながりません。
具体的には、InstagramやLINE公式アカウントなどのSNSを活用してECサイト立ち上げ前から告知やファン作りを行う施策が有効です。
また、リスティング広告やSNS広告を用いて短期集客を狙うことも可能です。
リスティング広告とは、検索エンジンの結果ページに表示される広告のことです。
ユーザーが検索したキーワードに関連する広告が表示される仕組みになっています。
広告はコストがかかる一方で、短期的な集客効果が期待できます。
さらに、長期的な集客施策としてオウンドメディアやブログでのSEO対策も重要です。
SEO対策によるオーガニック集客では短期的なユーザー獲得が困難ですが、コストをかけずにサイト流入が得られます。
オウンドメディアやブログを作成する際には、ターゲットユーザーが検索するキーワードを調査したうえで進めます。
また、リピーター獲得を意識したメールマーケティングの実施も検討すると良いでしょう。
ECサイトの立ち上げは、小さく始めてPDCAを回すことも重要です。
ECサイト運営の特徴の一つとして、顧客データをリアルタイムで収集し、それにもとづく改善が可能な点があります。
ECサイトの立ち上げでは、取り扱う商材を主要カテゴリや人気商品に絞り、まずは小規模のECサイトをスピーディーにローンチすることを意識しましょう。
また、早期にアクセス解析や購買データの分析をして仮説検証を行い、ECサイトのUI/UXや商品構成、集客施策を素早く改善しましょう。必要に応じて商品の見直しや追加、広告クリエイティブの最適化を図るとよいでしょう。ユーザーが好む商品やコンテンツの追加、離脱原因の改善を行えば、購入率・客単価の向上が狙えます。
顧客接点を強化しファンを育てれば、売り上げの向上が見込めます。
近年は新規顧客の獲得難易度が上がっているため、効率的に売り上げを高めるにはLTVの向上が欠かせません。
LTV(顧客生涯価値)とは、取引を始めてから終わるまでにもたらされる利益や価値を示す指標のことです。
ファンを増やすことで、リピーターの獲得やクロスセル・アップセルにより、LTVの向上が見込めるでしょう。
ファンの育成には、LINE公式アカウントやSNSを活用して双方向のコミュニケーションを取ることが重要です。
適切なコミュニケーションが取れれば、商品やUI/UXの改善に役立つアイディアが得られるでしょう。
成功している多くのECサイトが、アンケート結果やレビュー、問い合わせ内容を商品やサイトの改善に活用しています。
また、専用のコミュニティサイトを立ち上げ、ファン同士の交流を促進している企業も存在します。
購入したユーザーに対して、メルマガの配信やSNSフォロー誘導を行うなどのリピータ獲得施策のほか、レビューや口コミ投稿を促進して信頼性の強化を図ることも効果的です。
インターネットで買い物をする際に、口コミを参考にするユーザーは少なくありません。
VIP顧客向けのキャンペーンやポイント制度など、リピーター優遇施策の展開も有効です。
ECサイトの7つの種類を解説!ビジネス展開に合わせた最適な選択肢は?
ここからは、ECサイトの成功事例を以下の業界別に計20選紹介します。
まず、アパレル・コスメEC業界で成功している以下10選の事例を紹介します。
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株式会社ムラサキスポーツ様はサーフィンやスノーボード、スケートボードなどのアクションスポーツを中心としたスポーツ用品やファッションアイテムを取り扱っているECサイトを運営しています。
このサイトでは、画像付きのサジェスト機能を導入し、お客様が希望する商品のページにたどり着きやすくなっています。
また、商品検索時に検索窓に候補語を表示するサジェスト機能で、入力ミスの防止や検索キーワードの揺れに対応しています。
サジェスト機能は、検索時のミスマッチ(検索結果が「該当なし」と表示されるなど、適切な結果が得られない状況)を防ぎ、離脱防止に効果的です。
株式会社ラコステ ジャパン様はポロシャツをはじめ、Tシャツやセーター、ジャケット、アクセサリーなど幅広い商品を販売するECサイトを運営しています。
GENIEE SEARCHの画像付きサジェスト機能を利用し、ラコステ公式サイトの検索窓上で検索キーワードに連動した商品画像を表示することで、直帰率やコンバージョン率の改善に成功しています。
株式会社オズ・インターナショナル様は、日本で未発売のブランドやヘアケアグッズ、サプリメントなど「美」にかかわる最新の商品を販売する「アイビューティーストアー」というECサイトを運営しています。
このECサイトでは、検索窓に検索キーワードの候補語と商品画像、商品ページへのリンクを表示することに加えて、季節ごとのキーワードからもおすすめの商品を検索可能にしています。
また、スマートフォンサイトではスクロール式の検索UIを導入しています。これは、ユーザーが検索結果を1つのページ内でスクロールすることによって次々と閲覧できる表示方法です。
狭いスマートフォン画面上でも、検索結果が見やすく、ユーザーが商品ページへ遷移しやすくなっています。
株式会社SABON Japan様は、イスラエル発の自然派コスメティックブランド「SABON(サボン)」の日本法人です。独自の製法で作られたボディケア製品やスキンケア製品、バスアイテムなどを提供するECサイトを運営しています。
このサイトでは、JavaScriptによるシンプルな導入によって検索機能を強化し、カテゴリによる商品の絞り込みを可能にしています。
特に検索キーワードの揺らぎの改善は、商品名の表記が難しい海外ブランドのサイトで、ユーザーが求めている情報や商品を見つけやすくするため重要です。
フェイラージャパン株式会社様は、ドイツの高級織物ブランド「FEILER」を提供する公式オンラインショップを運営しています。
検索窓にキーワードを入力すると、候補語と商品情報を画像付きでサジェスト表示する機能をECサイトに実装しています。
また、検索結果画面にはカテゴリだけでなく、柄やギフトの種類、カラーなど多様な検索ニーズに応える絞り込み項目を作成しました。
これらの施策により、キーワード入力の効率化とミスの防止、商品詳細ページへの迅速なアクセスを実現しています。
さらに、商品情報の比較機能を検索ページ上で提供して、商品比較から購入へのスムーズな動線を作ることでECサイト運営を成功させています。
株式会社ヤマニ様は、鞄やハンドバッグ・財布やベルト、ゴルフウェア・ゴルフバッグなどを提供する公式オンラインショップを運営しています。
絞り込み機能を強化しており、通常のカテゴリによる絞り込みだけでなく、商品属性(新着商品/SALE/アウトレット)や在庫状況での絞り込みを可能にしました。
また「注目キーワード」をクリックすると、おすすめや人気のキーワードに関する検索結果を表示することで、ユーザーと商品との思いがけない出会いを創出しています。
株式会社ビショップ様は、国内外問わずクオリティの高い最旬ブランドを取り揃える「Piu di aranciato(ピウディアランチェート)」というECサイトを運営しています。
Piu di aranciatoには、検索時にモーダルウィンドウ(子ウインドウ)上で価格帯やブランド、カラー・サイズなどの詳細な商品絞り込み条件を指定できる「プレモーダルフィルタリング」が実装されています。
検索結果ページに遷移する前に該当する商品点数が把握できるため、スムーズで快適な顧客体験を提供できます。
Piu di aranciatoでは、検索から商品詳細ページへの遷移率が平均で約10%向上しました。
株式会社カンパネラ様は、国内最大級のアウトドア・ライフスタイル・ストア「SUNDAY MOUNTAIN」というECサイトを運営しています。
SUNDAY MOUNTAINには、検索結果画面に、カテゴリのほか、用途や利用シーン、ブランドの頭文字など、詳細な条件による絞り込み機能が実装されています。
また、在庫有無にもとづいて商品を切り替え表示することも可能です。
さらに、おすすめや価格、レビュー順など多様なソート機能による検索結果の並び替えをできるようにしており、ユーザーがニーズにあう商品をいち早く探せる検索機能を提供しています。
株式会社チヨダ様は、紳士靴や婦人靴、スニーカーなどを提供する公式オンラインショップ「kutsu.com」を運営しています。
kutsu.comには、悩みや利用シーン、幅・つま先・ヒール高など、詳細な条件で商品を絞り込める機能が実装されています。
また、注目されているキーワードから商品を絞り込める「注目ワード」を表示しています。
さらに、検索結果画面では、売れている順やレビュー評価順など、多様なソート機能で検索結果の並び替えが可能となっており、ユーザーは簡単に好みの商品を見つけられます。
株式会社一条様は、中古ゴルフウェアなどを提供する公式オンラインショップ「STST(ストスト)」を運営しています。
STSTでは検索窓の下に「注目ワード」を表示し、クリックすると該当する商品の検索結果が一覧で表示される仕様になっています。
また、カテゴリだけでなく以下のような条件で検索が可能です。
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さらに、ソート機能による検索結果の並び替えや新入荷・在庫の有無、セール対象などの項目で商品の切り替え表示ができ、ユーザーはニーズにあう商品をいち早く探せます。
スマートフォンにも対応しており、デバイスを問わず使いやすいECサイトとなっています。
次に、食品・生活家具EC業界で成功している企業の事例10選を紹介します。
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株式会社オカダヤは創業から90年続く総合服飾手芸材料店で、公式サイトのリニューアルに合わせて「GENIEE SEARCH for EC」を導入しました。
サイズやカラー展開など7万点近いSKU数を対象に、高速の商品検索を実現することに成功しました。
またキーワードによる検索のほか、ブランド・シリーズ、素材、柄などの複数の条件による絞り込みを実装しました。
また商品だけでなく、実店舗で開催される講習会の情報も検索できることでwebとリアルを繋ぐことにも成功しています。
株式会社ユニメディア様は、ふるさと納税に関する各地の自治体が提供する特産品や返礼品を提供する「ふるさとプレミアム」というECサイトを運営しています。
このECサイトでは、商品番号とフリーワードによる検索の提供や商品サイズによる詳細な絞り込みを実装することで検索のしやすさを追求しています。
さらに、商品絞り込み時の条件に応じた該当件数を表示させていることもユーザビリティの向上につながっています。
また、検索窓がクリックされるとキーワードの入力がなくても予め設定した候補語と返礼品をデフォルトで表示することで、ユーザーに新たな気づきを提供しています。
株式会社島忠様では、家具やインテリアの公式通販サイトである「シマホネット」を運営しています。
このサイトでは、ユーザビリティを向上させるためにさまざまな施策が施されています。
主な施策は以下の3つです。
また、検索窓上に表示する商品データをWebクロールで収集することで、シンプルでスピーディな機能導入を実現したことが成功の要因です。
株式会社ダルトン様は、ファッションやインテリア雑貨などを提供する公式オンラインショップを運営しています。
検索窓に候補語と商品情報を画像付きでサジェスト表示させています。
また、ブランドやテイスト、カラーなど複数項目の絞り込みを実装し、絞り込み要素に商品詳細ページに設置したハッシュタグを使用しました。
このような施策を行うことで、ユーザーの離脱を防ぎつつ商品ページまでの導線強化を図ることができ、ECサイト運営を成功させています。
キューサイ株式会社は、機能性食品やスキンケア商品を取り扱う自社ECサイト「キューサイ公式ショッピングサイト」を運営しています。
JavaScriptによる簡易導入で、既存のサイト構造を大きく変更する必要なく検索機能を強化し、画像付き検索サジェストでユーザーが目的の商品に迅速にたどり着けるように改善できました。
また、ユーザーが入力する健康上の悩みに関連するキーワードに対して、適切な商品をサジェストし、問題解決をサポートできるUIにも変更しました。
改善の結果、ユーザーの検索体験が向上し、定期購入の促進や健康志向に合わせたキャンペーン展開が効果的に行われています。
サントリーウエルネス株式会社様は、健康食品・化粧品を取り扱う「サントリーウエルネスオンライン」を運営しています。
サントリーウエルネスオンラインでは検索窓にキーワードを入力すると、候補語と商品情報を画像付きでサジェスト表示する機能を導入しています。
導入の結果、キーワード入力時の手間の削減と入力ミスの防止につながり、ユーザーが商品ページにたどり着きやすくなりました。
また商品情報とFAQの検索結果の一覧表示や、商品カテゴリや目的・お悩みなどの属性で商品を絞り込む機能を導入したことで、さらにユーザーの利便性向上を実現しました。
BRUNO株式会社様は、キッチン家電やインテリア雑貨を展開する「BRUNO online」を運営しています。
BRUNO onlineでは、キーワード検索をサポートする画像付きサジェスト機能と、ブランド・カラー・シーンなどで商品を絞り込む機能が導入されています。
導入の結果、サイト内検索経由の購入率(CVR)が向上しました。
オフィスコム株式会社様は、家具・インテリアの通販サイトである「暮らしのデザイン」を運営している企業です。
暮らしのデザインには、ソートや絞り込みなどの機能を備えた商品検索が実装されています。
また、カテゴリや部屋の雰囲気・タイプ、価格などの複数条件で検索結果の絞り込みができるようになっており、ユーザーの目的にあう商品が一覧表示されます。
幅や奥行き、高さなどのサイズによる絞り込みも可能です。
さらに、検索結果には商品のカラーバリエーションなどが表示される仕様となっており、ユーザーの利便性向上を実現しています。
サイト内検索導入事例:オフィスコム株式会社様(暮らしのデザイン)
株式会社フィラディスは、「ワイン通販 Firadis WINE CLUB」「シャンパン通販専門店 THE CHAMPAGNE」「高品質ワイン通販 Firadis WINE CLUB collection」の3サイトを運営しています。
各サイトが独立していたことで、ユーザーが目的の商品を見つけにくいという課題がありました。
そこで、3つのECサイトを横断して検索できる機能を実装し、ユーザーが目的の商品を見つけやすくしました。
また、色や産地などのワイン独自の多数の項目での絞り込み機能を実装し、ユーザーのニーズに合わせた検索体験を提供しつつ、商品の魅力をストーリーで訴求しました。
改善の結果、比較的高単価なワインでも売り上げを伸ばせています。
株式会社カインズ様は、家具や家電、日用品を取り扱うホームセンターチェーンを展開しています。
運営するカインズアプリでは、検索機能だけではなく店舗の情報を連携して店舗在庫や売り場情報が確認できる機能を導入しました。
アプリによる利便性向上で、実店舗に足を運んでもらえるような施策を実現しています。
ECサイト改善の7つのポイント!課題の発見や施策から成功事例までご紹介
ECサイトの成功には、ユーザーの期待に応えつつ、信頼性の高いサイトを構築し、効果的なマーケティングを行うことが不可欠です。
ここでは、ECサイト成功のために意識すべきポイントを5つ紹介します。
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これらについて、以下で詳しく解説していきます。
近年ではスマートフォンの普及により、モバイルデバイスからのECサイトへのアクセスが増えています。
そのため、ECサイトにおいてモバイルフレンドリーなデザインは欠かせません。
モバイルフレンドリーなECサイトを実現するためには、レスポンシブデザインを採用しましょう。
そうすることで、アクセスするデバイスの画面サイズに合わせてコンテンツ幅を自動で調整することができ、さまざまなデバイスでユーザーが快適に閲覧できます。
また、モバイルユーザーは隙間時間での利用が多いため長いテキストに目を通す時間がありません。そのためコンテンツを整理し短い段落や箇条書き、見出しによって一目で分かるようにしましょう。簡単で理解しやすい言葉を使用し、専門用語などの使用はなるべく避けるようにしてください。
ユーザーは安心してショッピングできる信頼性の高いECサイトを求めています。
ECサイトにおける信頼は、約束通りの商品取引ができることです。
そのために、セキュリティ面で信頼性の高い決済オプションの提供やプライバシーポリシーの明確さ、セキュリティ対策などに気を配る必要があります。
また、運営元の情報やサポート体制などをユーザーにしっかり示しましょう。
ここが疎かになってしまうと、ユーザーはサイト全体に不安を感じ、コンバージョン率が低下してしまいます。
信頼性とセキュリティの高いECサイトを目指しましょう。
ユーザーに合わせたパーソナライズされた体験を提供することで、ユーザーの関心度や購買意欲を高めることができます。
履歴や好みに基づいたレコメンド機能の導入や、ユーザーの好みや興味に合わせたメールマーケティング、季節やイベントに応じたパーソナライズされたプロモーションの提供など、ほかのECサイトとの差別化が必要です。
また、チャットボットやLINEの活用も有効です。リアルタイムで対応が可能なチャットでのサポートはニーズが高まっています。
特にLINEは、多くのユーザーが日常的に使用しており、商品購入に誘導しやすいツールと言えます。
ユーザーを引き付け、サイトへの訪問を増やすためには、デジタルマーケティング戦略が必須です。
SEO対策やソーシャルメディアの活用、メールマーケティングなど、複数のチャネルを組み合わせた戦略を同時に進めることが成功のポイントです。
SEO対策では、ECサイトを検索結果の上位に表示させることができるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
ユーザーは通常、上位の検索結果からページを閲覧する傾向があるため、SEO対策はECサイトへのユーザー流入を増やす施策として効果的です。
また、ソーシャルメディアであるLINEやInstagram、X、Facebookなどで商品やサービスの魅力を発信することでブランド認知の向上が期待できます。
これらのソーシャルメディアは、多くのユーザの生活と結びついているので積極的に活用していきましょう。
サイトの使いやすさや情報の見つけやすさなど、ユーザーエクスペリエンスに優れていることはECサイト運営を成功させるうえで非常に重要です。
ECサイトのナビゲーションは直感的な操作が可能で、ユーザーが求める商品を簡単に見つけることができるものにしましょう。
ECサイトの導線設計を見直し、購入までのプロセスをスムーズにし、ユーザーにストレスを与えないことも大切です。
ユーザーエクスペリエンスが良いサイトでは、ユーザーがすぐに離脱することはなく滞在時間が長いためSEO的にも良い影響を与えます。
その結果、ECサイトへの流入が増え、コンバージョン率も向上する傾向があります。
ECサイトの売り上げは「訪問者数(アクセス数)×購入率×客単価」で計算されるため、各項目の数値向上が重要です。
ECサイト立ち上げ前に、ターゲットユーザーを明確にして、集客や購入を促す施策を検討しましょう。
具体的には、モバイルフレンドリーなサイトデザインにし、パーソナライズドされた体験の提供とユーザーエクスペリエンスの向上、ファンの育成が重要です。
ユーザーの利便性と購買意欲を高めるには、検索性やレコメンド機能の強化が欠かせません。
そこでおすすめなのが、ジーニーが提供している「GENIEE SEARCH for EC」と「GENIEE RECOMMEND」の導入です。
「GENIEE SEARCH for EC」は、ECサイトに特化したサイト内検索ツールで、ユーザーの検索体験が向上し、離脱率の改善やCVRの向上に役立ちます。
「GENIEE RECOMMEND」は、AIを活用したレコメンドエンジンで、ユーザーの購買意欲を高め、売上の向上に寄与できるツールです。
「売れる」と「使いやすい」を両立するECサイトを目指すなら、GENIEE SEARCH for ECとGENIEE RECOMMENDの導入が効果的です。
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GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko)
ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。