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サイト内検索エンジンとは?基礎知識・導入メリット解説&おすすめ紹介


ECサイトで、ユーザが目的の商品にスムーズにたどり着けるようアシストするのが「サイト内検索エンジン」です。多くのECサイトでサイト内検索エンジンが設置されており、ユーザがキーワードを入力するだけで欲しい商品を探せるようになっています。
しかし、いざサイト内検索エンジンを導入しようとしても、どれを選べば良いか悩むことも多いのではないでしょうか。
そこで、今回はサイト内検索エンジンの概要や導入メリットを改めて確認したうえで、選定のポイントやおすすめのサイト内検索エンジンを紹介します。


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サイト内検索とは?

サイト内検索とは、特定のWebサイトに訪問したユーザがそのWebサイトのなかで興味ある情報を探すことができるシステムです。検索窓にキーワードを入力するキーワード検索が一般的です。多くの資料を公開している官公庁や企業のWebサイト、多くの商品を展開しているECサイトなどで使われています。

≫≫ サイト内検索とは?検索機能の3つの利用方法から導入方法まで徹底解説

サイト内検索エンジンとは?

サイト内検索エンジンとは、ユーザがサイト内検索を行う際、特定のキーワードや条件に適したページを見つけ出し、検索結果として一覧で表示するためのシステムです。

Googleなどの検索エンジンとの違いは?

一般的に検索エンジンといえばGoogleやBingなどを思い浮かべるのではないでしょうか。GoogleやBingなどは、クローラと呼ばれるロボットがインターネット上にあるWebサイトのリンクを辿り、ページ情報を収集し、データベースにカテゴリに分けてインデックスしています。
そして、インデックスされたWebページをユーザが検索した際、それぞれのルールに沿ったランキング順に検索結果として表示します。
サイト内検索エンジンで検索結果を表示する仕組みも、基本はGoogleやBingと変わりません。異なるのはGoogleやBingが世界中のインターネット上から情報をインデックスしているのに対し、サイト内検索は、特定のWebサイトの情報のみをインデックスしている点です。

サイト内検索はECの売上を左右する!?

サイト内検索エンジンは、ECサイトの売上に大きな影響を与えます。その主な理由は次の2点です。

サイト内検索は商品購入への重要な導線

実店舗なら、店員に欲しい商品を伝えれば売り場を教えてもらえるでしょう。しかし、ECサイトの場合は欲しい商品があるページを自分で探すしかありません。
ECサイトにサイト内検索が無い場合、ユーザはトップページや商品一覧、商品カテゴリなどから目的の商品ページを探さなければいけません。商品数が少ないECサイトであれば簡単に見つかるかもしれませんが、商品数が多いECサイトでは、目的の商品ページを探すために多くの手間がかかってしまいます。
探す手間を嫌うユーザは、より簡単に商品を見つけられる別のECサイトに離脱してしまうかもしれません。
このような機会損失を防ぎ、ユーザをスムーズに商品購入へと導くために、サイト内検索はECサイトには必須の機能といえるでしょう。

サイト内検索でユーザのニーズを捉えられる

多くのサイト内検索エンジンでは、ユーザが検索時に使ったキーワードのログを保存しています。ECサイト運営者は保存されているキーワードログから、ユーザが何を求めて自分たちのECサイトを訪問しているか把握することができます。
GoogleやBingなど外部の検索エンジンから自分たちのECサイトに訪問する際の流入キーワードも一部把握はできますが、より購買意欲が高い傾向にあるサイト内検索を利用するユーザのECサイトに対するニーズを捉えられるのは大きなメリットといえるでしょう。


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サイト内検索エンジンを導入する方法は?

さまざまなメリットを享受できるサイト内検索エンジンを自社のECサイトに導入する主な方法として、「ECシステムに標準搭載されているものを使う」「Googleカスタム検索を使う」「外部の有料サイト内検索エンジンを使う」の3つがあります。ここでは、それぞれの導入方法とメリット・デメリットを見ていきましょう。

ECシステムに標準搭載されたのサイト内検索エンジンを使う

ECサイトを構築する際、楽天やAmazonのようなモールを使う、カートシステムを使うなどの方法があります。多くの場合、これらのECシステムにはサイト内検索エンジンが搭載されています。利用料金の範囲内で使えるものもあれば、オプションで追加料金が必要な場合もありますが、基本的には無料で使えるケースがほとんどです。
また、ECサイトをWordPressで構築している場合もサイト内検索エンジンはWordPressに標準搭載されていますし、無料や有料のプラグインを使うこともできます。

メリット・デメリット
ECシステムに標準搭載されたサイト内検索エンジンを利用するメリットは、手間をかけずにすぐ利用を始められる点です。ほとんどの場合、無料で使えるためコストがかからないのもメリットです。
デメリットとしては、特に無料の場合はカスタマイズの自由度が低い点です。ユーザに使いやすいデザイン変更や、表記ゆれ対策、サジェスト機能がないものもあります。

Googleカスタム検索を使う

Googleカスタム検索とは、Googleが提供する無料のサイト内検索エンジンです。Googleアカウントを取得し、Googleが発行するコードをサイト内検索エンジンを導入したいECサイトのタグに埋め込むだけで利用できます。

メリット・デメリット
Googleカスタム検索を導入するメリットは無料で簡単に設置できる点です。
一方デメリットは、基本的にカスタマイズができない点と最小限の機能しかない点です。テスト的に導入するのであれば良いかもしれませんが、本格運用するには、機能不足かもしれません。

外部の有料サイト内検索エンジンを導入

外部のサイト内検索エンジンには、無料と有料のものがありますが、カスタマイズの自由度や機能面に、差があります。有料のサイト内検索ツールは、CVRや売上UPにつなげるために必要なナビゲーション機能が揃っています。自社のECサイトに最適な機能を持った検索エンジンを選べ、運用サポートも期待できます。
サイト内検索を売上改善の施策として活用したいのであれば、ECサイトに最適化された機能を持つ有料のサイト内検索エンジンがおすすめです。

≫≫【2024年最新】サイト内検索ツールおすすめ10選を徹底比較!成功事例から学ぶ選び方

メリット・デメリット
外部の有料サイト内検索エンジン最大のメリットは、カスタマイズの自由度が高く機能も豊富な点です。機能を活用することでより良いユーザ体験の提供が可能になります。
デメリットは、導入・運用コストがかかる点です。サイト内検索エンジンによっては無料のトライアル期間があるのでそこで機能や使い勝手を見極め、費用対効果が高いものを選定すると良いでしょう。


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サイト内検索エンジンの選び方

前項で説明したように、サイト内検索エンジンを導入するのであれば、外部の有料サイト内検索エンジンがおすすめです。ただ、さまざまな種類があるため、ここでは選定のポイントを紹介します。

検索の正確さ

サイト内検索エンジンを選定するうえで最も重要なポイントです。キーワードと合致しないページが検索結果に多く表示される場合、ユーザの離脱要因となってしまいます。

検索のスピード

検索ボタンをクリックしてから、検索結果を表示するまでのスピードができるだけ速いものがおすすめです。表示速度の遅さは、ユーザの離脱要因となります。

検索を補助する機能

単純に入力されたキーワードの検索結果を表示するだけでは、ユーザにとって利便性が良いとはいえません。ユーザの検索を助ける次の3つの補助機能が備わっているかどうかを確認しましょう。

サジェスト機能
サジェスト機能とは、検索キーワードの候補を表示する機能のことです。例えば「カメラ」を検索したい場合「カ」と入力しただけで「カ」から始まる候補キーワードを複数表示し、目的のキーワードを選択できるようにします。入力時間が短縮されるほかキーワードの入力ミスも防止できるため、ユーザを目的のページに早く正確に誘導することができます。

表記ゆれ対策
日本で販売されているECサイトで取り扱う商品名は、英語、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットひらがななど表記が混在しているケースが少なくありません。そのため、正式な商品名にしか対応して受け付けないサイト内検索エンジンでは、目的の商品が見つからないケースが出てきます商品名が曖昧なユーザは商品を見つけられなくなります。
表記ゆれ対策とはひらがな/カタカナ・大文字/小文字・半角/全角等の表記のゆれがあった場合でも同一のキーワードとして検索結果を「和箪笥」を検索する際に「和たんす」、でも「和タンス」、でも「和箪笥」のいずれでも検索結果を表示すさせられるようにする機能のことです。

ドリルダウン機能
商品をカテゴリや価格、発売日など複数の条件で絞り込める機能です。選択した絞り込み条件ごとに該当件数を表示するファセットカウントがあれば、該当する商品がない場合には検索結果ページを確認する前に条件を変更できるため、ユーザの利便性が向上します。

管理画面の扱いやすさ

管理画面の扱いが難しいと、特定の社員しか使えず、その社員がいない時は業務が滞ってしまいます。誰もが簡単に覚えられすぐに使えるものを選定しましょう。

サポート体制

ECサイトは基本的に365日24時間常に営業しているため、緊急時でも迅速に対応可能なサポート体制を備えているベンダーのサイト内検索エンジンがおすすめです。

おすすめのサイト内検索エンジンは?

サイト内検索エンジンの選定ポイントについて解説しましたが、最後におすすめの検索エンジン「GENIEE SEARCH for EC」を紹介します。

GENIEE SEARCH for EC

GENIEE SEARCH for ECは、シリーズ累計で900社以上の導入実績を持つサイト内検索エンジンです。
JavaScriptタグによる手軽でスムーズな導入や20以上の豊富な機能の組み合わせにより、理想のナビゲーションを実現します。
商品情報のほかにも関連サイトの情報、ブログ、FAQも検索結果に反映させられるため、今すぐにECサイトで商品を購入したいユーザだけではなく、興味関心、比較検討段階のユーザにも満足度の高い接客が期待できるでしょう。

まとめ

サイト内検索エンジンはさまざまなメリットがあると知りつつも、どれを選べば良いかわからず導入に踏み切れないECサイト運営者の方も多いのではないでしょうか。
サイト内検索エンジン選定のポイントは、ユーザの利便性を向上させられるものであるのに加え、管理のしやすさ、サポート体制の充実が挙げられます。ユーザだけではなく、運営側にとっても使い勝手の良いものを選定するのが、成果を上げるポイントといえるでしょう。
ECサイトの運営でサイト内検索の利用率でお悩みの際は、ぜひGENIEE SEARCH for ECの資料をダウンロードして、参考にしてみてください。


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ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。

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