サイト内検索ブログ

サイト内検索ツールの基本機能&売上アップにつながる便利機能を紹介


サイト内検索ツールとは?

サイト内検索とは、Webサイトのページ内にGoogleやYahoo!にあるような検索窓を設置し、ユーザが検索キーワードを入力してサイト内の商品や情報を検索できるようにする機能です。サイト内検索ツールを利用することで、この機能の実装が可能です。

≫≫ サイト内検索とは?検索機能の3つの利用方法から導入方法まで徹底解説

ユーザの利便を高めるサイト内検索ツールの重要機能

サイト内検索ツールは、例えばECサイトなら目的の商品を探す、というようにユーザの目的達成サポートするさまざまな機能があります。ここでは、サイト内検索ツールの特に重要な機能をご紹介します。

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検索キーワードの表記ゆれを吸収

例えば、英語表記の商品名の場合、ユーザがカタカナ表記の検索キーワードで検索を行い、商品がヒットしなければユーザはそこで離脱してしまうでしょう。検索が完全一致にしか対応していないと、ユーザが目当ての商品ページにたどり着けず、売上につながらなくなってしまう可能性があります。
そこで、サイト内検索ツールでは、「漢字」「英語」「カタカナ」「かな」などの表記を同一視して検索結果に表示する機能があります。また、同じ商品の同義語を辞書登録することで曖昧な検索キーワードでの検索や入力ミスをしても目的の商品にたどり着きやすくなり、ユーザの離脱を防げるというメリットがあります。

検索結果候補のサジェスト

サジェスト機能とは、検索窓に入力されたキーワードから候補語を予測し、表示する機能です。ツールによっては商品画像付きでサジェストを表示することもできます。表記ゆれに対応する機能同様、ユーザの迅速な商品到達を助け、離脱を防げるメリットがあります。

商品の絞り込み(ドリルダウン)

商品の「カテゴリ」「サイズ」「カラー」「価格」などさまざまな条件で商品を絞り込みながら探せる機能です。キーワードによる検索と組み合わせて使うこともできますが、絞り込み機能だけでカテゴリを下って目的の商品にたどり着くことができます。
さらに、絞り込みと同時に該当する商品件数をリアルタイムで表示するファセットカウントが備わっていれば、絞り込み後の商品点数を把握しながら探すことができます。
キーワード入力の手間がなく、商品名があいまいな場合でもクリックやタップだけの手軽な操作で探せる点が絞り込み機能のメリットです。

関連キーワードの表示

関連キーワード表示は、検索されたキーワードと関連性の高いキーワードを表示する機能のです。例えば、デスクと入力すると、デスクのさまざまな種類や、メーカー名などが関連キーワードとして表示されます。サジェストに似た機能ですが、目的の商品に関する情報が多角的に示されるため、関連キーワードから目的の商品にすばやくたどり着けるだけでなく、購入する可能性が高い商品とのタッチポイントを増やし、アップセルにつなげる効果があります。

検索結果の並べ替え(ソート)

「新着順」「人気度順」「価格順」など検索目的に合わせて表示順位を並びかえる機能です。例えば、椅子と検索して検索結果に該当する商品一覧が表示された際、さらに並び替えを行うことで、多くの商品から、ユーザの目的にあった条件で商品をスムーズに見つけることができます。

検索結果の重み付け

検索結果の重み付けは、それぞれの検索キーワードに対しさまざまな要素を加味して、ユーザに見せたい情報を検索結果の上位に表示する機能です。
例えば、「カーテン」と検索した際、検索キーワードに該当してもカーテンレールやアジャスターなどカーテンの付属品ではなく、ユーザが探していると思われるカーテン自体を優先して表示します。また同じ柄でサイズ違いのものが検索結果の上位を占めるなどの不適切な表示を防ぐことで、ユーザの利便性を上げスムーズな購入を助けます。

ドメイン横断検索

ブランド別や口コミサイトなど複数のサイトがある場合に便利なのがドメイン横断検索です。複数サイトの商品を横断して幅広いラインナップから商品を探したい、商品を選ぶ時に口コミも合わせて確認したいといったユーザニーズに応えます。サイト運営側にとっても、1つのサイト内検索で網羅的にユーザの購入判断を後押しする情報提供ができるほか、サイト間の相互送客で回遊率の向上が可能です。


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さらに買い物がはかどる便利な機能も!

前項で挙げたように、サイト内検索ツールにはさまざまな機能があり、ECサイトへの設置はユーザと運営者にとって多くのメリットがあります。
ここではさらに、ECサイトに特化したユーザの買い物を促進する機能を紹介します。

複数の商品を比較する機能

サイト内検索で表示された商品の中で気になるものを複数選択し、並べて比較できる機能です。
通常、ユーザが複数の商品を比較する場合、気になる商品のページを全て別タブで開くか、一旦カートに追加して見比べる手間が発生します。商品比較機能があれば、検索結果ページ上で気になる商品を並べて価格やスペックを比較し、購入することが可能です。
ユーザにとって購入の意思決定に欠かせない商品比較がしやすくなることで、スムーズな購入導線を実現できる機能です。

【サイト運営者向け】サイト内検索の改善に活かせる機能

ここまで紹介してきた機能は基本的にフロントエンド、つまりECサイトのユーザが利用するための機能です。そしてここから紹介する機能は、バックエンド、つまり運営者がサイト改善に利用するための機能になります。
サイト内検索ツールにおけるバックエンド機能の多くは、サイトの改善、コンテンツの拡充に大きく役立つものです。活用することで、ユーザの使い勝手の向上や、売上向上に貢献するでしょう。

検索に使われたキーワードのログ

ユーザがどのようなキーワードで検索しているのか、そのログを確認できる機能です。
この機能を使うことでもっとも効果的なのが、0件ヒット(検索時の該当件数0件)が起きたキーワードの把握です。何度も検索されているキーワードの検索結果が0件ヒットであれば、ユーザのニーズに合致した商品がないか、検索にヒットしづらい登録のされ方をしている可能性があり、離脱防止のため登録キーワードの見直しなどの対策が必要です。
さらに、検索キーワードにはユーザのニーズ(意図)が含まれています。サイトでユーザが何を探しているのかを把握しコンテンツや商品を補完することで、サイトの改善やユーザの満足度向上につながります。

デザインのカスタマイズ

さまざまなメリットが生まれるサイト内検索ツールですが、ユーザに使ってもらえなければ意味がありません。サイト内検索ツールが使われない理由の中でも多いのが、「検索窓がサイトの中で目立たない」「場所が分かりにくい」といったものです。
また、サイト内検索はある程度利用されているにもかかわらず、検索結果ページから各商品ページへの遷移率が悪いといったケースも少なくありません。この場合、「検索結果表示が分かりにくい」「魅力的に見えない」などの要因が考えられます。
検索窓や検索結果表示のデザインを、ECサイトのデザインに合わせ改善することで、ユーザが見やすく使いやすい表示にできるカスタマイズ性も、サイト内検索ツールの重要なポイントといえるでしょう。

豊富な機能が特徴のサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH for EC」

今回、サイト内検索ツールのさまざまな機能を紹介しました。実際に自社のECサイトに設置するサイト内検索ツールを選ぶ際は、各種機能が搭載されているかという点も重要ですが、設置や運用がしやすいかどうかもチェックしておく必要があります。
これらのポイントを押さえているのが、ECサイト向け商品検索ツール「GENIEE SEARCH for EC」です。今回紹介した、「商品の絞り込み(ドリルダウン)」「検索結果の並べ替え(ソート)」「検索結果の重み付け」に加え、オプションとして、「商品情報の比較機能」「商品履歴機能」「検索中のサジェスト表示(画像込み)」などの機能も活用可能です。
また、昨今のスマートフォンでのEC利用者の増加に合わせ、スマートフォンでも同様の機能を実現しています。
そして、これらの機能がJavaScriptタグの設置とデザイン調整だけで手軽に導入できる点もポイントです。
ECサイト向けのサイト内検索ツールを探しているなら、ぜひ一度「GENIEE SEARCH for EC」を検討してみてはいかがでしょうか。


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まとめ

ECサイトの売上を向上させるうえで、「ユーザの離脱防止」「UIやUXの改善」「サイト内回遊の促進」などは欠かせない施策といえます。そしてこれらを実現するためのツールとしておすすめなのがサイト内検索ツールです。
目的の商品が明確なユーザはもちろん、何を購入するのかが曖昧な状態のユーザであっても的確に商品ページに誘導することで、CV向上に大きく貢献します。
売上がなかなか向上しない、リニューアルでユーザのUI、UXを改善したいといった際は、ぜひ、サイト内検索ツールの導入を検討してみてください。


ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。

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