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サイト内検索ツールでECサイトのコンバージョン率を上げる方法とは?


ECサイトで売上を向上させるには、いかにコンバージョン率を上げるかが重要なポイントとなります。ユーザの直帰や離脱を防ぎ、購入へとつなげることに苦心されている運営者は多いのではないでしょうか。

そこで、今回はサイト内検索ツールを活用し、コンバージョン率向上を実現させるための方法をお伝えします。

サイト内検索ツールとは

なぜ、ECサイトのコンバージョン率向上にサイト内検索ツールが必要なのでしょう。それを知るには、まずサイト内検索ツールがどのようなものかを理解しなくてはなりません。

サイト内検索ツールとは、Google検索のように広くインターネット上から目的のページを見つける検索とは異なり、特定のサイト内で情報検索を行うツールを指します。

例えば官公庁のように多くの資料を提供しているWebサイトや、多くの商品を扱うECサイトで、ユーザが目的の情報をすぐに見つけるためのサービスです。

≫≫ サイト内検索とは?検索機能の3つの利用方法から導入方法まで徹底解説

サイト内検索ツールはコンバージョン率に影響を与える

ECサイトの売上を向上させるには、いかにコンバージョン率を上げるかにかかっています。コンバージョン率とは、ECサイトに訪問したユーザの中で、実際に購入にまで至ったユーザの割合を示すものです。つまり、多くのユーザを集客できたとしても、購入にまでつなげられなければ売上向上は実現しません。

では、コンバージョン率を向上させるには何をすべきでしょうか?もっとも重要なのは、ユーザが探している商品をスムーズに見つけられるようにすることです。ユーザが目的を持ってサイトに訪れても、欲しい商品を見つけられずに離脱してしまっては意味がありません。そのために、ユーザが探している商品を簡単に見つけられるようにする必要があります。そこで役立つのがサイト内検索ツールです。

トップページに商品のバナーやリンクを貼ることも有効ですが、全ての商品をカバーすることはできません。その点、サイト内検索であれば簡単に目的の商品ページを見つけ出すことができます。その結果、ユーザの離脱を防ぎ、コンバージョン率向上に貢献するのです。

≫≫【2024年最新】サイト内検索ツールおすすめ10選を徹底比較!成功事例から学ぶ選び方

コンバージョン率向上に貢献するサイト内検索ツールの機能とは?

サイト内検索は検索窓にキーワードを入力することで、目的の商品ページを表示することができます。
しかし、それだけではまだ不十分です。「商品名をぼんやりとしか覚えていない」「そもそも商品名を知らない」といった検索キーワードがあいまいな場合も少なくありません。このような場合でもユーザがスムーズに目的のページにたどり着ける工夫が必要です。そのために、サイト内検索はユーザの離脱を防ぐ次のような機能を備えています。

サジェスト機能

サイトに設置された検索窓にキーワードの最初の1~2文字を入力すると、候補となる商品を予測し、表示してくれる機能です。

例えば「ワンピース」を探している場合、検索窓に「わ」と入力することで、「わ」から予測される「ワンピース」が候補語として表示されます。
これにより、ユーザはわずかな文字入力で見たい商品のページへとたどり着くことができ、サイトの利便性が高まります。

表記ゆれ対応機能

表記ゆれ対応とは「りんご・リンゴ・林檎・apple」など、同音・同義の言葉で検索された際にも的確な商品を表示できる機能です。

表記ゆれに対応していないツールでは、検索キーワードと該当商品のミスマッチから検索結果が「0件」となり、実際は商品があるのにユーザは目的の商品がそのサイトには無いと判断し離脱を招きます。
「漢字」「ひらがな」「英語」「カタカナ」など、どの表記で検索しても検索結果に表示されるようにする表記ゆれ対応は、サイトからの離脱を防ぎ、コンバージョン率を上げる重要な機能です。

「ドリルダウン」や「ファセットカウント」

欲しい商品のジャンルや価格帯は決まっているものの、具体的な商品が決まっていない場合に、カテゴリなどの条件をもとに商品を絞り込める機能がドリルダウンです。例えば、パーカーを探すユーザが、「3,000円以内」「黒」といった条件に合わせて「価格帯」や「色」を絞り込むことで、目的の商品を見つけることができます。

ファセットカウントとは「3,000円以内(50)」「黒(13)」のように、そのカテゴリにどのぐらいの商品数があるかを数字で示すものです。ドリルダウンで商品を絞り込んでいく際に、選択する条件に合う商品がどのくらいあるのかを事前に確認できるので、実際には商品がないのに深堀していってしまうということがなくなります。

サイト内検索ツールでコンバージョン率を高めるポイント【基礎編】

では実際に自社のECサイトにサイト内検索ツールを設置し、コンバージョン率を向上させるためのポイントを基礎編と応用編に分けて紹介します。最初は基礎編です。

サイト内検索のデザインを改善する

自社のECサイトにサイト内検索を設置したにもかかわらず利用者が少ない場合、その理由として、サイト内検索があることに気づいていない可能性があります。

そこで、サイト内検索でキーワード入力を行うボックスを大きくする、サイト内検索があることがすぐ分かるように検索窓の設置位置を変える、カラーを変更してみるなど、デザインの改善を行いましょう。

サイト内検索の精度を高める

サイト内検索には、ECサイト構築システムに標準搭載されている無料のものと、有料のサイト内検索があります。無料で使えるものは、設置も簡単で手軽に利用できますが、検索精度が低い、検索結果表示が遅いなどのデメリットがあるケースも少なくありません。

せっかくサイト内検索を利用して商品を探したにもかかわらず、精度が低く思ったような検索結果が表示されなければ離脱に繋がります。そこで、費用はかかりますが、検索精度の高い、専用のサイト内検索ツールへの変更を検討してみるのもおすすめです。

表記ゆれ対策やサジェスト機能を活用する

サイト内検索を使って検索したものの、目的の商品が見つからなければユーザの離脱を招いてしまいます。ユーザの検索キーワードの入力ミスや、登録されている商品名と表記が違う方法で検索してしまうなどが原因で検索結果に表示されないのであれば、すぐに改善が必要です。

改善策としては、前項で挙げた表記ゆれの吸収やサジェスト機能がついたサイト内検索を導入し、活用することがよいでしょう。

細かなポイントも重要!コンバージョン率を高めるアイデア【応用編】

ここからは基礎編に続き、コンバージョン率を高めるアイデアの応用編を見ていきましょう。

検索速度を上げる

ECサイトに登録する商品数が多くなるほど、サーバへの負担も大きくなり表示速度に影響を及ぼします。検索結果表示に時間がかかるサイトでは、ユーザの離脱を招いてしまいます。検索速度を上げる方法としては、商品数が増えても十分な速度が担保できる外部ツールの導入がおすすめです。

サジェストで表示する項目数を最適化する

サジェスト機能は、キーワードから商品を予測し、スムーズな検索を助ける便利な機能ですが、表示される項目数が多すぎたり、不適切だとかえって迷ってしまい、結果として購入を止めてしまう可能性も少なくありません。サジェストで表示する項目数は、3件から多くても5件以内に収めるようにしましょう。また、キーワードを検索したユーザの意図にマッチしたサジェストが正しく行われているかを確認しましょう。

サジェストを画像付きで表示する

サジェスト機能の効果をさらに高めるには、商品画像とともに表示させる画像付きサジェスト機能が効果的です。テキストだけではイメージが伝わりにくい商品でも、商品画像があればすぐにイメージが伝わるうえ、目的の商品が見つけやすくなり、購入へつながる可能性もより高まるでしょう。さらにもう一歩、サジェスト機能の効果を高める方法として、サジェストで表示された商品画像をクリックするだけで、該当商品ページに移動できる機能を取り入れてみてはいかがでしょうか。

これにより、ユーザは検索結果ページを経由せずとも、興味を持った商品のページへ移動できます。
コンバージョン率向上にはできるだけユーザの手間を減らすのも重要なポイントとなるため、検索結果ページの表示がなくなる分、コンバージョン率向上が期待できるでしょう。

サジェストに画像を表示する機能については、利用するツールによって異なりますのでその点もチェックしながらツール選定を行うことをおすすめします。

スマホからでも扱いやすいデザインにする

ユーザの多くはスマートフォンからECサイトを利用しています。そのため、パソコン用のWebサイトしか用意していないと、スマートフォンからは使いにくくなってしまいます。

スマートフォンにも対応したサイトを用意し、スマートフォンユーザにとっても使いやすいサイト内検索を提供することが大切です。

スマートフォンサイトの検索による改善ポイントについては以下をご覧ください。
https://www.bsearchtech.com/blog/know-how/20190418/

検索結果の並び順に問題がないか検証する

検索結果の順位がランダムで表示されると、多くのユーザが求める商品が下位に表示されてしまう可能性があります。この場合、ユーザは検索結果をスクロールして欲しい商品を探す手間が発生し目的の商品が探しにくいサイトになってしまいます。その結果として機会損失を招くおそれがあります。人気順や新着順、価格の高い順・安い順など検索結果を自分好みにカスタマイズできる絞り込み機能をつけたり、自動で人気の高い商品や季節による検索トレンドの変動に対応して順位が変わるよう、検索結果の重み付けができる機能を使うなど、検索結果表示にも工夫が必要です。


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コンバージョン率向上に貢献するサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH(ジーニーサーチ)for EC」

サイト内検索ツールはただ設置するだけではなく、自社に合ったツールを選択し、ユーザが使いやすいようカスタマイズすることが重要です。そこでおすすめしたいのが、ECサイト向け商品検索ツール「GENIEE SEARCH(ジーニーサーチ)for EC」です。

「GENIEE SEARCH」は、検索結果の表示順ソート、スマートフォン用の検索結果デザイン、タップ式の絞り込みなどECサイトに必要なさまざまな機能を搭載しています。また、画像つきサジェスト対応したプランや検索結果から気になる商品を選択して比較できる機能もあり、ユーザの利便性向上に大きく貢献します。

まとめ

サイト内検索ツールを使ってコンバージョン率の向上を実現するには、機能を詳しく知ったうえで、どのツールが自社ECサイトに合っているかを選択しなければなりません。

無料のサイト内検索は手軽な分、機能も限られています。自社が求める機能を全て満たすには、専用のサイト内検索ツールがおすすめです。サイト内検索ツールの選択でお悩みの際は、ぜひ「GENIEE SEARCH」を検討してみてください。


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ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

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