サイト内検索ブログ

サイト内検索ツールの導入方法&導入検討時のポイント


ECサイトで売上を上げる施策はさまざまですが、そのひとつにサイト内検索ツールの導入があります。売上アップ施策といえば、セールや広告、コンテンツの充実などが思い浮かぶかもしれません。しかし、サイト内検索ツールの導入は、Webサイトの使い勝手を向上するだけでなく、売上向上にも大きく貢献します。
ここでは、ECサイトの売上向上施策としてサイト内検索ツールを活用するための導入方法や検索ツール検討時のポイントをお伝えします。


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ECサイトに必須!「サイト内検索」とは?

検索といえば、GoogleやYahoo!などが思い浮かぶのではないでしょうか。これらはインターネット上に公開されているWebサイトを対象に、検索窓に入力したキーワードや指定する条件に適した情報を表示させるものです。
これに対してサイト内検索とは、特定のWebサイトを対象として、検索キーワードや条件に適した情報を表示させます。企業や官公庁のようなページ数の多いWebサイトやECサイトなどを中心に、目的の情報や商品を見つけやすくするために設置されています。
特にECサイトでは、ユーザが目的の商品を見つけられずに離脱してしまう機会損失を避けるためにも、必ず設置しておくべきツールといえます。

≫≫ サイト内検索とは?検索機能の3つの利用方法から導入方法まで徹底解説

サイト内検索ツールの導入メリットとは?

サイト内検索を設置することによって具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ユーザ、サイト運営者両方の立場からそのメリットを説明します。

【ユーザ側】目的のコンテンツに簡単・スピーディにたどり着ける

ユーザにとってサイト内検索があることの最大のメリットは、目的の情報や商品にスムーズにたどり着ける点です。
商品数が数十点程度のECサイトであれば、検索を使わなくても簡単に目的の商品を見つけることができます。しかし、商品数が数千~数万を超えるECサイトになると、カテゴリで分けた商品表示や商品一覧ページだけで目的の商品にたどり着くことは困難です。
サイト内検索があれば、カテゴリの階層を下ったり、商品一覧ページで一つひとつ商品を探したりするよりも簡単に、目的の商品を見つけ出すことができます。

【サイト運営者側】ユーザのニーズが把握できる

サイト内検索ツールの導入は、サイト運営者にとってもさまざまなメリットがあります。特に大きなメリットは、ユーザのニーズが把握できる点です。
サイト内検索ツールの管理画面から検索キーワードのログを見ることで、自社のECサイトに訪問したユーザが頻繁に検索する商品やコンテンツが何かを知ることができます。このデータを活かして、検索数の多い商品のバナーをトップページの目立つ部分に設置したり、関連コンテンツを増やしたり、新たに商品開発を行うなど、ECサイトで注力すべきポイントが明確になります。
また、自社のECサイト内の検索が、商品名ではなく品番で検索されていたり、略称で検索されていたりする場合には、そうしたキーワードでの検索にもヒットするように検索結果のチューニングを行うことでサイト改善が可能になります。

【サイト運営者側】サイトを管理しやすくなる

サイト内検索ツールを導入することで、コンテンツ管理が楽にできるようになるのもサイト運営者にとってのメリットのひとつです。
膨大な数の商品やコンテンツの管理は非常に手間がかかります。管理が行き届かないと、古い情報やすでに在庫がない商品情報が掲載されたままで、目的の情報や商品が探しづらいサイトになってしまいます。
このようなケースでも、サイト内検索ツールを活用することで対応が必要なページが容易に見つけられ、該当のページを更新することが可能です。これによりページ管理業務を効率化することができます。

サイト内検索ツールの主な導入方法とは?

ユーザとサイト運営者に多くのメリットをもたらすサイト内検索ツールですが、実際に導入するにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、その主な方法を紹介します。

ECサイト構築システムに標準搭載されたサイト内検索を使う

ECサイトにもっとも簡単にサイト内検索ツールを導入する方法は、ECサイト構築システムに標準装備されているサイト内検索機能を使う方法です。レンタルカートなど多くのECシステムで、サイト内検索が無料で提供されています。
これらのサイト内検索ツールは、最初から機能が備わっていたりタグをWebページのソースコードに貼り付けたりするだけで使える場合が多く、手軽に実装が可能です。
しかし、あまり多くの機能は搭載されておらず、最低限の検索機能のみ利用できるものと考えておきましょう。

有料のサイト内検索ツールを使う

ECサイトにサイト内検索ツールを導入するもうひとつの方法は、有料で提供されているサイト内検索ツールを使う方法です。自社のECサイトに最適な機能を持った検索ツールを選べるうえ、ベンダーによっては運用サポートも充実しています。
ECサイト構築システムに標準装備されているサイト内検索ツールでは自社が求める機能を果たせない、最適な活用をするためのサポートが欲しいといった際には、専用のサイト内検索ツールの選択がおすすめです。

≫≫【2024年最新】サイト内検索ツールおすすめ10選を徹底比較!成功事例から学ぶ選び方


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サイト内検索ツールの導入検討時に押さえておきたいこと

専用のサイト内検索ツール導入を決めた場合に課題となるのが、数あるツールから、どのように自社に最適なサイト内検索ツールを選択するかです。ここでは次の5つのポイントを説明します。

自社サイトの課題点を明確にする

有料のサイト内検索ツールを選択する理由の多くは、無料のサイト内検索ツールでは成果が出なかったというケースです。そこで、無料のサイト内検索ツールで、ユーザが購入に至らなかった原因に目を向けてみましょう。
最も大事なことは実際にサイト内検索を使ってみることです。
例えば「検索結果の表示に時間がかかる」「検索精度が悪く検索結果0件が多発している」などの課題点が見つかるかもしれません。

商品点数や検索回数を把握する

有料のサイト内検索ツールは、商品点数や検索回数によって価格帯が決まったり、利用制限があったりする場合があります。自社サイトで検索対象となる商品点数や検索回数を把握することでどの検索サービスの、どのプランが自社ECにとって最適かを知る手がかりになります。

商品データの登録方法をチェック

サイト内検索ツールに商品データを登録する方法も必ず確認しておきましょう。一般的には、CSVや専用のファイル形式で商品データを読み込む方法や、ECサイトを検索エンジンがクロールして商品データを収集する方法があります。
ECサイトのシステムごとに、商品データの出力方法や仕様が異なるため、必ず事前に確認をしておきましょう。

導入ツールに搭載された機能をチェックする

サイト内検索ツールでは、主に次のような機能が備わっています。

・表記ゆれ対応
商品を検索する際に「漢字」「カタカナ」「かな」「アルファベット」のどの表記でキーワードを入力しても、同一視して検索結果に表示する機能。

・検索結果候補のサジェスト
検索窓にキーワードを1~2文字入力した段階で候補語を予測し、表示させる機能。

・検索結果の並び替え
新着順、人気順、価格順など検索結果を目的に応じて並び替えられる機能。

・関連キーワードの表示
検索窓に入力したキーワードの関連キーワードを提示します。
例えばファッション系のECサイトで「アウター」と入力しただけで「コート」「ジャケット」「パーカー」など、関連するキーワードを候補として表示する機能です。
ほかにも、アクセス数や季節要因などを考慮して、検索結果の順位を決める機能や、商品の価格帯、色、サイズなどで絞り込みを行える機能などがあります。これらのなかから、自社のECサイトにはどの機能が必要かを見極めることが重要です。

導入にかかる費用を確認する

外部の専用サイト内検索ツールを導入する際、必ず検討しなければならないのが導入費用です。検索回数や商品点数によっても変わりますが、初期・月額費用、自社のECサイトに組み込むための費用、オプション等にかかる費用などをトータルで算出し、予算に見合うかどうかを判断します。

おすすめサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH for EC」

サイト内検索ツールは多くのベンダーが提供していますが、そのなかでもおすすめなのが、「GENIEE SEARCH for EC」です。JavaScriptタグの設置とデザイン調整だけで実装が可能なため、スピーディーに導入できます。。
特におすすめのポイントは、画像つきサジェスト機能です。検索したいキーワードを1~2文字入れるだけで、検索候補を画像付きで表示するため、視覚的にもわかりやすく、ユーザの離脱防止に大きく貢献します。

「GENIEE SEARCH for EC」導入の流れ

「GENIEE SEARCH for EC」を導入する際の流れを簡単に説明します。

・問い合わせ・ヒアリング
自社のECサイトでの検索利用状況や要件に合わせ、見積を作成します。

・アカウントの発行
商品データファイルの設置URLを連絡し、アカウントの発行を行います。

・タグの提供
アカウントの発行が終わると、「GENIEE SEARCH for EC」を自社のECサイトに設置するためのJavaScriptタグが生成、提供されます。

・定期クロールの開始
「GENIEE SEARCH for EC」の商品データをもとに更新処理(クロール)を実行します。

・検索画面の提供
動作確認・デザイン調整で問題がなければ、検索画面を提供します。

まとめ

ECサイトで欠かせない施策のひとつである、サイト内検索。ユーザの利便性を上げると同時に、ユーザの離脱を軽減し、売上向上に大きく貢献します。
サイト内検索ツールで成果を上げるために「自社ECサイトの検索での課題点を明確にする」「自社に必要な検索機能を選択する」といったポイントを踏まえて、多くの専用サイト内検索ツールのなかから自社に合ったものを選択するようにしましょう。。
サイト内検索ツールの導入で迷っている際は、「GENIEE SEARCH for EC」の活用をおすすめします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


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ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。

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