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【2024年最新版】ECサイト構築ツールの選び方とおすすめ5選


【2024年最新版】ECサイト構築ツールの選び方とおすすめ5選

近年EC市場は右肩上がりで成長を続けており、コロナ禍の影響もあり現在では多くの企業が参入を続けています。
そうした企業に向け、手軽にECサイトを構築するためのさまざまなツールが展開されています。

しかし、多くのツールから、どのECサイト構築ツールを選択すればよいのか悩んでしまう方も多いはずです。本記事では、ECサイト構築ツールについて、特徴から選び方、おすすめのツールを紹介します。

ECサイト構築前に知っておきたい構築時に注意すべきポイントとは!?
現在、多くの企業が参入しているEC市場。 数多くの競合がひしめく中で、競争力のあるECサイトを構築するために押さえておくべきポイントとは!?

目次

ECサイト構築ツールを使用するメリット

ECサイト構築ツールを使用するメリット

そもそもECサイト構築ツールとは、Webホスティング、サイトデザイン、ショッピングカート、決済処理など、ECサイトに必要な機能が提供され、プログラミングやデザインの知識がなくても簡単にECサイトを構築できるツールです。

この章では、ECサイト構築ツールを使用するメリットについて、以下の2点に分けて解説していきます。

  • ECサイト構築ツールの種類と特徴
  • ECサイト構築に必要な機能

ECサイト構築ツールの種類と特徴

ECサイト構築ツールには「プラットフォーム型」「オープンソース型」の2種類があります。

「プラットフォーム型」は、「パッケージ」とも呼ばれており、企業が開発したECソフトを利用して構築する方法です。
基本的なシステム機能が搭載されており、クリック操作だけでECサイトのデザインをカスタマイズすることができます。また、ECサイト構築ツールの提供会社と提携しているパートナーに構築サポートを依頼できるサービスを展開しているツールもあります。

専門知識が無くても高品質なECサイトを立ち上げられるメリットがありますが、導入費用が高額になることが多く、ランニングコストも発生する点は注意が必要です。

一方で「オープンソース型」は、外部に公開されているECサイト構築に必要なソースコードの情報を利用して、独自にサイトを構築する方法です。

導入費用を抑えてスタートできるうえ、デザインの自由度も高いことが特徴です。しかし、導入には専門的な知識を必要とするため専門人材の確保が欠かせないことや構築までの期間が長期化する可能性には注意が必要です。

≫≫ ECパッケージとは?費用相場からおすすめ会社を徹底比較

ECサイト構築に必要な機能

ECサイトを構築するにあたり、必要となる機能は主に以下の通りです。

◾️|決済機能
◾️|注文管理機能
◾️|レポート機能
◾️|セキュリティ機能
◾️|SEO対策機能

商品を売買するうえで、決済機能は重要です。
多様化する支払い方法に対応するために、クレジットや代引きだけではなくキャリア決済、コンビニ決済など、決済手段の種類を充実させることで、カゴ落ち防止につながります。

また、日々大量の注文をスムーズに処理するための管理機能や売上を分析するためのレポート作成機能なども、売上を向上させるうえで欠かせない機能といえます。

そして、運営企業や顧客の安全を守るという意味でも高いレベルのセキュリティ機能は欠かせません。
これらの機能は、自社ECサイトに流入してきたユーザや運営担当者向けのサポート機能ですが、その前段階である自社ECサイトに集客するためのSEO対策も重要です。

ECサイトを構築した後に、広告の出稿などのマーケティング施策を実施していくことになりますが、ユーザが検索した際に自社ECサイトを見つけやすくするためにSEO対策機能を搭載したツールを選ぶことをおすすめします。

ECサイト構築ツールの選び方

ECサイト構築ツールの選び方

冒頭でお伝えした通り、ECサイトを構築するためのツールは数多く存在しますが、どのツールが最も優れているかは一概には言えません。なぜなら、それぞれのツールには特化した点があり、自社が抱えている課題を解決できる最適なツールを選択する必要があるからです。
つまり、自社のニーズに合わせたツールを選ぶことが最も重要です。

この章では、ECサイト構築ツールの選び方について、以下の3点に沿ってそれぞれ解説していきます。

  • テンプレート数やカスタマイズ性
  • 自社運営するうえでの使いやすさ
  • セキュリティの確保

テンプレート数やカスタマイズ性

サイトデザインはユーザビリティや顧客満足度にも直結する重要な要素です。

サイトデザインのテンプレート数が多いツールの場合、自社のニーズに合ったデザインを選択できる可能性が高くなります。
ニーズにあったデザインがなく自社でコーディングをする場合と比較すると、作成にかかる時間や費用の削減につながります。

また、カスタマイズ性が高いツールを選ぶことで、自社のブランドイメージやコンセプトに沿ったデザインや機能実装を実現しやすくなります。
例えば、商品詳細ページやカートページなど、ECサイトで重要なページを細かくカスタマイズすることで、ユーザビリティの高いサイトを構築することができます。

そのほかにも、ECサイトの機能を自由に拡張することできるツールであれば、ポイント制度やクーポン機能など、ECサイトに必要な機能を自由に追加することができるため、顧客のニーズに合わせたサイト運営が可能となります。

ユーザビリティの低いサイトは離脱率も高く、売上も伸びにくいという傾向にあるため、まずはデザインテンプレートの数カスタマイズ性の高さを指標にして選択してみましょう。

自社運営するうえでの使いやすさ

ECサイトを構築した後の運営担当者が使いやすいかどうかも重要です。
運営しやすいECサイト構築ツールを選ぶことで、自社の運営担当者がECサイトの構築や運営にかける時間や労力を最小限に抑えることができます。

また、直感的に使いやすいEC構築ツールであれば、運営担当者の変更時に引き継ぎやすくなるため、専門知識を必要とすることなく誰でも簡単な操作で運営ができるなどの使いやすさも事前に確認しておきましょう。

ツールによってはデモ版やトライアルが配布されている場合もあります。可能であれば導入前に社内で確認を進め、検討することをおすすめします。

確認すべきポイントとしては、主に以下の内容があげられます。

◾️|誰でも管理、運営しやすいか
◾️|運営面で手間がかかる部分はないか
◾️|初めて触る場合でも直感的に操作しやすいか

セキュリティの確保

一般社団法人日本クレジット協会のデータによると、ECサイトでの取引件数の増加に比例して、近年ではクレジットカードの不正利用といった被害件数も増加しています。
万が一、セキュリティ対策の不備による被害などが発生した場合、ECサイトを運営する企業の信頼度にも大きく影響します。

また、顧客の安全性を守るという意味でも、最新の手口に対応したセキュリティ対策は確実に講じる必要があります。

おすすめのECサイト構築ツール5選

ECサイト構築ツールのまとめ

ECサイトを構築した後、売上向上を目的とする企業が多いかと思います。
その際、ユーザビリティの向上やCVR向上のためにも、「サイト内検索の最適化」も同時に行うことをおすすめします。

以下はCMSを利用してサイト構築を考えている場合に役立つ記事です。合わせてご覧ください。

≫≫ サイト内検索機能が使える5つのCMSをご紹介!

ECサイト構築前に知っておきたい構築時に注意すべきポイントとは!?
現在、多くの企業が参入しているEC市場。 数多くの競合がひしめく中で、競争力のあるECサイトを構築するために押さえておくべきポイントとは!?

この章では、おすすめECサイト構築ツールを以下の5つ紹介します。

  • プラットフォーム型のW2 Unified
  • オープンソース型のWordPress + WooCommerce
  • SaaS型ECサイト構築プラットフォーム futureshop
  • カスタマイズ性に優れたEC-CUBE
  • デザインテンプレートが豊富なShopify

プラットフォーム型のW2 Unified

プラットフォーム型のW2 Unified

EC構築ツールのプラットフォーム型であるW2 Unifiedは、オムニチャネルに強みを持っています。
また、W2 Unifiedの特長として、EC構築ツール業界で唯一、カスタムモデルへのシームレスなサービス切り替えが可能となっており、ECサイトの中長期的な運用を想定している企業におすすめです。

W2 Unifiedは、1,000を超える機能を有しており、顧客それぞれに応じた適切なシステムを開発し追加できます。

さらに、独自のカスタマイズに対応していることで、連携するシステムに制限が設けられていないため、非常に高品質なサービスでありながらも、中長期的に考えたシステム投資費用のパフォーマンスに優れているツールです。

ASPカートで運営をしていたが移行したい、豊富な標準機能を備えたクラウドサービスを探している、大手企業レベルのセキュリティ対策が必要と考えている場合は、W2 Unifiedをおすすめします。

≫≫ W2 Unifiedの製品ページはこちら

オープンソース型のWordPress + WooCommerce

オープンソース型のWordPress + WooCommerce

WooCommerceは、オープンソース型のCMS(Content Management System)であるWordPressの公式ディレクトリに登録されています。
そのため、無料で利用できますので、導入ハードルの低さが大きな特徴です。

WordPressはCMSとして世界でもっとも利用されているため、現在自社サイトをこちらで構築している場合は導入しやすいというメリットがあります。
また、オリジナルデザインも可能であり、SEO機能も充実しています。

しかし、オープンソース型ということもありカスタマイズには専門知識が必要となり、プラットフォーム型と比べてサポート体制も弱くなりますので、社内に高度な専門知識を持つ人材がいる場合におすすめです。

≫≫ WooCommerceの紹介ページはこちら

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム futureshop

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム futureshop

futureshopを利用しているECサイトの中には年商1億円規模の企業も存在しており、事業を大きく展開する予定がある場合に適しています。
ブランディング機能も充実しており、リピーターを確保したいビジネスモデルなどを考えている場合は検討するとよいでしょう。

専門的な知識が無くても運用の改善が可能であり、細かな相談に対するサポート体制も充実しています。

利用料金についても、小規模・中規模ショップであれば初期費用22,000円、月額費用は29,000円〜と比較的安く設定されています。
また、大規模ショップを想定している場合は、初期費用752,000円、月額158,000円〜となっています。

≫≫ futureshopの料金ページはこちら

カスタマイズ性に優れたEC-CUBE

カスタマイズ性に優れたEC-CUBE

EC-CUBEはクラウド版、ダウンロード版の2種類からECサイトを構築することができます。
クラウド版の場合、メンテナンスの手間が削減できるというメリットがありますが、一部の機能に制限があるというデメリットも含んでいます。
しかし、トライアル提供がされていますので、気になる場合は気軽にお試し運用ができます。

価格についてはライトプランで月額6,800円〜、スタンダードプランで49,800円〜の設定です。自社に必要な機能を検討した上で、どちらかを選択してみましょう。

一方、ダウンロード版は無料で利用できます。コストをかけずに小さくショップをスタートさせたいと考える場合にはおすすめです。ダウンロード版の場合は自社でセキュリティ対策を実施する必要があります。

≫≫ EC-CUBEの商品ページはこちら

デザインテンプレートが豊富なShopify

デザインテンプレートが豊富なShopify

ECサイトプラットフォームとして、世界でも最大規模のシェアを誇るShopifyは、豊富なデザインテンプレートを使ってサイト構築が可能です。
専門知識を必要とすることなく、国内外での販売が実現できることから、アメリカでのECサイト売上ではAmazonの次に位置しています。

SEO対策はもちろん、各SNSと連携したマーケティング機能も充実していますので、商品の魅力を顧客へダイレクトに訴求できます。

ECサイトにおいて業務負担の大きい在庫管理はShopifyが対応し、在庫がなくなると自動的に商品販売を停止するサービスもあるため、販売面に注力した運営を実現できます。

料金も月額3,480円〜24万円のプランから選択できますので、事業規模に応じた展開が容易に実現できます。

≫≫ Shopifyの公式HPはこちら

ECサイト構築ツールのまとめ

ECサイト構築ツールのまとめ

ECサイト構築ツールについて、特徴から選び方、おすすめのツールを紹介しました。重要なポイントはECサイトでどのような商材を取り扱い、どのように運営していくかという想定をしっかりと行っておくことです。
最終的な目標から逆算して、最適なツールを選択することをおすすめします。

また、サイト構築後の運用時には、ユーザビリティの向上とCVR向上にも直結する「サイト内検索の最適化」も同時にご検討ください。

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