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サイト内検索エンジンでECサイトの売上が改善!おすすめのツールを紹介


サイト内検索エンジンでECサイトの売上が改善!おすすめのツールを紹介

ECサイトの売上を向上させるために、広告による集客やキャンペーンなどの販促施策を行ってみたものの成果が頭打ちになっていませんか?

売上を向上させるためにあらゆる手を尽くし、次の一手を探しているのであれば、サイト内検索エンジンの導入がおすすめです。実際に、看護師向け通販サイト「ナースリー」では、サイトリニューアルと同時にサイト内検索ツールを導入したことにより、サイト全体の受注率が5.5%向上しました。

本記事ではECサイトの売上向上を実現するサイト内検索エンジンについて解説し、後半ではおすすめのサイト内検索エンジンを提供している3社をご紹介します。


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目次

サイト内検索とは?

サイト内検索とは?

サイト内検索とは、ユーザがWebサイト内で目的の情報やコンテンツにいち早くたどり着くための機能です。

ページ数や情報量が多いWebサイトでは、ピンポイントで欲しい情報にたどり着けるかどうかでユーザの離脱率やCVRが大きく変わります。そのためコーポレートサイトやECサイトなど、さまざまなWebサイトでサイト内検索が活用されています。

そもそもサイト内検索エンジンとは?

サイト内検索エンジンとはWebサイト上に設置した検索窓にキーワードを入力することで、該当する情報を抽出、表示するシステムです。この検索エンジンがあれば、ユーザは不要なサイト回遊を避け目的のページにすぐにたどり着くことができます。

ほとんどのECサイト構築システムには、サイト内検索機能が標準搭載されているため、無料で利用できます。

しかし無料の検索機能では、検索結果の精度やデザインのカスタマイズに制限があり、自社に合ったサイト内検索の活用が難しいという課題があります。

そのような課題を解消できるのが、有料のサイト内検索ツールです。ECサイトで取り扱う商材の特性に合わせて機能を選べるほか、検索結果の順位やデザインの調整、検索窓に入力されたキーワードをもとにユーザのニーズ分析ができます。

≫≫ サイト内検索とは?検索機能の3つの利用方法から導入方法まで徹底解説

ECサイトでサイト内検索エンジンを重要視する理由

ECサイトでサイト内検索エンジンが重要視される理由

サイト内検索ツールを導入した株式会社プチバトージャパン様は、検索経由のCVRが68%増加した実績があるほど、商品販売を目的とするECサイトでは、サイト内検索エンジンが売上向上の重要な役割を担います。

また、商品ページへの遷移率や直帰率が改善された事例も多数見られることから、サイト内検索エンジンの設置は、 ECサイトにとって非常に有効な施策と言えます。

この章では、サイト内検索エンジンを設置するメリットをご紹介します。

CVRの改善につながる

当社が実施したユーザ調査で、サイト内検索エンジンを使用するユーザは9割を占めており、その中でサイト内検索で目的の商品が見つからない場合は、8割が離脱すると明らかになっています。

サイト内検索エンジンを使用して目的の商品を探しているユーザは購買意欲が高く、サイト内検索エンジンによって0件ヒットを防止することでユーザのスムーズな購買を助けCVRの向上につながります。

ユーザの検索キーワードでニーズを把握できる

キーワード分析機能が搭載されているサイト内検索エンジンでは、ユーザの検索キーワードを管理画面で確認ができるため、売れゆきが変動する商品の把握や分析が可能となります。つまり、検索キーワードを分析した結果、売れゆきがよいと想定される商品をトップに表示させるなどの施策を実施することで、より効果的なユーザ訴求が行えます。

GENIEE SEARCH for ECなら、キーワード分析だけでなく、Google Analyticsとデータ連携を行うことで、ユーザの行動履歴や売上情報をもとに検索結果の商品表示を自動最適化できます。


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サイトの情報管理が容易になる

サイトが扱う情報量が膨大になることと比例して、管理の手間も膨れ上がります。サイト内検索エンジンを導入することで、古い情報やキャンペーンを即座に把握、更新ができます。

小まめな管理は、ユーザの「最新の情報を提示している信頼のあるサイト」といった評価につながるでしょう。

ECサイトで必要となる検索機能

ECサイトで必要となる検索機能

Webサイトの中でも特にECサイト内の検索は、商品検索に適した機能を搭載していなければ期待する結果が得られません。ここでは、ECサイトに必要な商品検索の機能を4点に分けて解説していきます。

  • キーワード検索機能
  • 候補キーワード/商品画像の表示機能
  • 商品絞り込み機能
  • 検索結果のソート機能

キーワード検索機能

検索窓に入力したキーワードにあてはまる商品候補を一覧で表示する最も基本的な機能です。ユーザが想定する商品にピンポイントでアクセスできるため、基本的でありながらも購買促進の効果が高い機能と言えます。

候補キーワード/商品画像の表示機能

検索窓にキーワードを入力している途中に、候補となるキーワードと商品画像を表示する機能です。キーワード検索を実行する前に、該当する商品情報を画像付きで確認できるため、目的の商品が表示されたタイミングで、最短で購入ページに遷移することができます。

小林製薬様の事例では、この候補キーワード・商品画像の表示機能を搭載することで、検索結果から商品ページへの遷移率が1.3倍、商品によっては2倍になりました。ユーザにとって適切な情報を瞬時に提供できるという点で、検索エンジンの中でも非常に効果の高い機能と言えます。

商品絞り込み機能

ブランドや価格など多軸のカテゴリをもとに商品を絞り込める機能です。商品点数が多いECサイトでは、商品をカテゴリごとにわけて表示し、絞り込める機能を提供することでユーザは迷うことなく目的の商品を見つけられます。

検索エンジンによる絞り込み条件で0件という検索結果が続けば、ユーザ離脱の可能性が高まります。そのような場合は、関連する商品やアイテムをおすすめするページを表示させ、ユーザの興味関心を維持させる対策を行いましょう。

検索結果のソート機能

ユーザの目的に応じて、検索エンジンの結果表示を並び替えられる機能です。ユーザが購入検討時に優先する項目を用意しておくとよいでしょう。設定可能なおすすめ項目は以下です。

<ソート機能例>
価格の安い順、高い順/新着順/おすすめ順

ECサイトにサイト内検索エンジンを導入する方法

ECサイトにサイト内検索エンジンを導入する方法

導入は指定のコードを埋め込むだけで利用できるケースや、ECシステムの基本機能として備わっていることがほとんどです。ここからは、ECサイトにサイト内検索エンジンを導入する方法について、以下の3点を紹介します。

  • Googleカスタム検索エンジンを設置する
  • ECシステムに搭載されたサイト内検索は負荷が大きい
  • ECサイトを長期的に運用するなら「サイト内検索エンジン」がおすすめ

Googleカスタム検索エンジンを設置する

「Googleカスタム検索エンジン」は無料で設置できます。多彩な機能を無料で利用できますが、検索結果はテキストベースで表示されるため商品画像が重要なECサイトには向きません。さらに、検索結果に広告が表示されてしまうため、無料版を設置するのはおすすめできません。

そのため、売上やCVRの向上を実現するのであれば、ECサイト向けの機能を備えたサイト内検索エンジンがおすすめです。

≫≫ Googleカスタム検索の設置方法と最適なサイト内検索の選び方

ECシステムに搭載されたサイト内検索を使用する

前述したように、ECサイトを構築するECシステムには、あらかじめ商品検索機能が標準搭載されています。

商品の登録数が100件未満であれば、ECシステムの検索機能だけで対応できる可能性はありますが、数百・数千点以上の商品を登録する場合は、商品数に比例してデータ量も増えてしまい、ECシステム標準の検索機能ではサーバへの負荷が大きくなりおすすめできません。

高負荷なサイト内検索では、検索結果表示に時間がかかりユーザの離脱を招く恐れがあります。サイト内検索時の表示速度やカスタマイズ性を求めるなら、外部のサイト内検索エンジンの導入が必要となるでしょう。

ECサイトを長期的に運用するなら「サイト内検索エンジン」がおすすめ

ECサイトのサイト内検索ツールとしておすすめなのは、ECサイトに特化した機能を持つサイト内検索エンジンです。

長期的なサイト運用を行なう場合、ページ数が増えていくことが想定されます。ページが増えていくにつれ、もともと搭載されている検索機能では負荷が大きくなり、検索結果の表示速度が遅くなる可能性があります。そのため、検索処理を外部サービス上で行うことでサーバへの負荷が抑えられるので、検索結果の高速表示が可能となります。

また、Googleカスタム検索エンジンのように広告が表示されないため、サイト管理者側が意図しないユーザの離脱を防ぎます。

ECサイトに適したサイト内検索エンジンを選ぶコツ

ECサイトに適したサイト内検索エンジンを選ぶポイント

ここからは、自社のECサイトに合ったサイト内検索エンジンを選ぶポイントを3つご紹介します。

  • サイト内検索の結果表示速度
  • サイト内検索の検索精度
  • 検索窓のデザイン調整

サイト内検索の結果表示速度

検索結果が表示されるまでに時間がかかると、ユーザの離脱率が高まります。

そのため、サイト内検索結果の「表示速度」は、意識しておくべきポイントのひとつです。商品数が多くなればなるほど、サーバへの負担も大きくなり表示速度に影響を及ぼします。検索速度は導入後の解消には手間がかかるため、将来的に商品数が増えた場合にも十分な速度が担保できるか、導入検討時にしっかりと確認しておきましょう。

サイト内検索の検索精度

ユーザが期待する検索結果に対して精度が低いと離脱やCVRの低下を招くため、注意が必要です。

ユーザが入力した検索キーワードに対して、適切な商品を適切な順番で表示させることができるかは、サイト内検索エンジンを選ぶ際の重要なポイントです。検索時に入力されたキーワードの自動学習や、キーワード分析機能を搭載しているサイト内検索エンジンの選択で、検索結果の精度を高めることが可能です。

適切な検索エンジンを選択できるよう、十分に検討を行いましょう。

検索窓のデザイン調整

ECサイトはスマホなどの小さな画面で閲覧する人が多いとされています。検索窓を見つけやすく、使いやすいデザインにすることもCVRを改善するポイントのひとつです。

しかし、無料版やもともと搭載されている検索エンジンでは細かいデザイン調整ができない場合がありますので、デザインの調整が容易なサイト内検索エンジンを選ぶことをおすすめします。

≫≫【2024年最新】サイト内検索ツールおすすめ10選を徹底比較!成功事例から学ぶ選び方

サイト内検索エンジンおすすめ3社比較

サイト内検索エンジンおすすめ3社比較

サイト内検索エンジンについて、基本的な内容から導入のメリットまでを解説してきました。ここからは、おすすめの検索エンジンを3社紹介します。それぞれ比較検討していただき、最適なものを選択してください。

  • GENIEE SEARCH for EC(旧 probo EC、ポップリンク、ポップファインド)
  • NaviPlusサーチ
  • ZETA SEARCH

GENIEE SEARCH for EC(旧 probo EC、ポップリンク、ポップファインド)

GENIEE SEARCH for EC(旧 probo EC、ポップリンク、ポップファインド)

会社名 ビジネスサーチテクノロジ株式会社
特徴① 豊富な機能で機会損失を防ぎ売上、CVRアップが可能
特徴② 表記ゆれ対応により、検索結果の0件を防止する
特徴③ 製品URL JavaScriptタグによる手軽な設置と、CSSなどで簡単にデザイン調整が可能
製品URL https://www.bsearchtech.com/solutions/ec_search/

画像つきサジェスト機能を搭載している「GENIEE SEARCH」は、900社以上が導入しているサイト内検索ツールです。

検索窓に入力されたキーワードに対して、画像つきで候補語句を表示でき、入力途中でも候補が表示されるため、ユーザの利便性の向上だけでなく離脱の原因となる検索結果の0件防止に効果的です。

キーワード検索や絞り込み機能はもちろん、オプションで検索結果画面で商品を並べて比較検討できる機能なども実装できます。

管理者の幅広いニーズに対応した、非常におすすめできる検索エンジンです。


▼ ECサイトに特化したサイト内検索サービス ▼

EC特化のサイト内検索サービス

GENIEE SEARCH for ECの詳細はこちら

NaviPlusサーチ

NaviPlusサーチ

会社名 ナビプラス株式会社
特徴① 高機能な最先端の検索エンジン
特徴② 豊富な導入実績により培われたサポート体制
特徴③ 複数の連携サービスを活用することで、高いユーザビリティを実現
製品URL https://www.naviplus.co.jp/

「NaviPlusサーチ」は「N-gram」と「形態素解析」と呼ばれる手法によって、高い精度と網羅性を兼ねた検索を実現しています。

キーワード候補はもちろん、関連するアイテム情報を合わせて表示させることも可能であり、ユーザの「ついで買い」にもつなげることが可能です。

ナビプラス株式会社に関連するその他サービスとの併用によって、少ないコストで、効率的なECサイト運営が実現できるでしょう。

多くの導入実績に基づいたサポート体制を有しているため、運営面における改善案や活用方法の手助けを期待することができます。

ZETA SEARCH

ZETA SEARCH

会社名 ZETA株式会社
特徴① データ処理を高速化することで、検索スピードを向上
特徴② ユーザ・商材・サービスの特性に合わせた検索結果の最適化
特徴③ エンジニアによるチューニングによって、運用負荷を軽減
製品URL https://zetacx.com/

「ZETA SERRCH」は膨大なデータを高速で処理することで、非常に素早いレスポンスでの検索が可能となっています。

国内大手ECサイトでの導入実績があります。

検索結果の「絞り込み」や「並び替え」の自由度と柔軟性が高い上に、処理速度も早いため、サイトの利便性向上に大きくつながることが期待できます。

大規模なWebサイトにおける高負荷にも対応しているため、ユーザの離脱を防ぎCVRの向上が期待できます。

まとめ

サイト内検索エンジンは同じように見えても、それぞれ利便性やカスタマイズ性が異なります。

ユーザにとって使いやすいサイト内検索エンジンは、売上やCVRに大きく影響するため、自社サイトに必要なサイト内検索機能が備わっている必要があります。

今後、サイト内検索エンジンを導入検討されている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。


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ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

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