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Webサイトのナビゲーションメニューの種類と役割を徹底解説


Webサイトのナビゲーションメニューの種類と役割を徹底解説

Webサイトのナビゲーションメニューは大きく分けて6つの種類があり、それぞれの役割が存在します。ナビゲーションメニューをうまく利用することでユーザビリティが高いサイトを作り上げることも可能です。

そこで今回は、Webナビゲーションメニューの種類と役割についてわかりやすく解説します。この記事でナビゲーションメニューに必要な情報がまとまっていますので、是非参考にして頂けますと幸いです。


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目次

Webサイトのナビゲーションとは?

Webサイトのナビゲーションとは?

Webサイトナビゲーションとは、Webサイト上に掲載されているコンテンツに対してアクセスのしやすさを提供しながら、ユーザがすばやく簡単に閲覧できるようにするための機能です。代表的なものに以下が挙げられます。

  • 内部リンク
  • ハイパーテキスト
  • ハイパーメディア

ユーザに対して関連性のある同じサイト内の記事を内部リンクとして設置したり、テキストに対して関連性のあるページを紐づけるハイパーテキストを設置することで、ユーザはスムーズなWebサイト回遊ができるので、ユーザビリティの向上につながります。

また、ハイパーメディアとはWebサイト上にあるテキストや音声データ、動画などのマルチメディアにリンクを設置して構成されたメディアのことを指します。
テキストだけではわかりづらい場合、YouTubeのリンクを設置して動画コンテンツで解説を見られるようにするなど、ハイパーメディアによるユーザビリティの向上も可能です。

ここではさらにWebサイトのナビゲーションメニューの重要性を解説します。

ナビゲーションメニューの重要性

メニューが構造化されていないWebサイトでは、クローラがコンテンツ内容を認識しにくく、SEOの観点からマイナスになりかねません。また、ユーザ観点からも目的の情報に最短でたどり着けないユーザビリティの低さにより、マイナス評価を受ける可能性があります。

また、求めているコンテンツが見つからない場合はWebサイトからの離脱を招きます。

ナビゲーションメニューの構成を整理することで、ユーザは探している情報をすばやく見つけることができます。また、Googleのクローラに対しても重要なページを伝える役割を担っているため、クロール頻度が高まり、SEOの評価につながります。

サイトナビゲーションの6つの種類と役割

サイトナビゲーションの6つの種類と役割

Webサイトのナビゲーションメニューは6種類あります。ここではサイトナビゲーションの6つの種類と役割について解説していきます。

  1. グローバルナビゲーション
  2. ローカルナビゲーション
  3. パンくずナビゲーション(ブレッドクラムナビゲーション)
  4. 関連ナビゲーション
  5. コンテンツナビゲーション
  6. ページネーション

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションは、あらゆるWebサイトに不可欠な要素です。最も一般的な形態は、各メニューに階層構造を持たせ、カーソルを置いたりクリックしたりすると、ドロップダウンで下位のメニュー(サブナビゲーションリンク)が表示されるようになっています。

ドロップダウンメニューを使用すると、さらに詳しい情報を表示することができ、よりユーザフレンドリーなメニューにすることができます。また、ナビゲーションの基礎となるWebサイトの構成やコンテンツも考慮してデザインする必要があります。

ローカルナビゲーション

ローカルナビゲーション

ローカルナビゲーションは、Webサイトの同じ階層内にあるメニューにおいてさらにどのようなコンテンツがあるのかを案内する役割を担っています。

例えば、飲食店のホームページで「店舗一覧」というカテゴリーをクリックすると、「○○店」「○○店」と階層的な構造になっているものです。

パンくずナビゲーション(ブレッドクラムナビゲーション)

パンくずナビゲーション(ブレッドクラムナビゲーション)

パンくずナビゲーションは、サイト訪問者に階層における自分の現在の位置を明確に示すものです。多くの場合、水平方向に並んだページタイトルの小さなテキストリンクとして表示され、訪問者が閲覧したページに簡単に戻れるようになっています。

例えば、アパレル企業のEC商品ページを閲覧し、その商品のホームページをクリックした場合、「ホーム > 婦人服 > ワンピース > フォーマルワンピース」のような一連のリンクが表示され、サイト構造における訪問者の現在の位置がわかりやすく示されることになります。

この形式を利用することで、訪問者は「衣料品」のページや「ホームページ」など、ページの親カテゴリーに戻ることができるようになります。

関連ナビゲーション

関連ナビゲーション

関連ナビゲーションとは、言葉のごとく「関連性の高いコンテンツ」に誘導する役割を担っています。例えば、ECサイトなどを閲覧した際に「こちらに興味がありませんか?」などと案内される表示が関連ナビゲーションです。

関連ナビゲーションでは、訪問者が探しているものをページ階層を問わずシームレスに見つけることができるように設計されています。また現在閲覧しているコンテンツに関連するものをすばやく見つけることも可能です。

コンテンツ内ナビゲーション

コンテンツ内ナビゲーション

コンテンツ内ナビゲーションとは、文章のなかに設定されるものです。代表的なものが「テキストリンク」です。ナビゲーションとして機能しやすいよう、青文字やアンダーラインなどの表示で標準テキストと比較してわかりやすいデザインが求められます。

ページネーション

ページネーションには、「ページ割り」という意味があります。わかりやすい例としては、検索結果の下にあるリンク化された数字と矢印、「次へ」や「前へ」などが表示されているナビゲーションを指します。

またブログ記事などの長い文章も分割して表示された際に、上部や下部に切り替えができるページング機能としてのページネーションが表示されます。

ナビゲーションとサイト内検索の最適化

Webサイトにおいて、ユーザの現在地を把握できるのがナビゲーションです。また目的のページに検索でたどりつかせることができるのがサイト検索です。ユーザビリティの向上には、ナビゲーションだけではなく、サイト内検索の最適化も重要です。

例えばECサイトにサイト内検索が設置されていない場合、ユーザはカテゴリやトップページから目的の商品をひとつずつ探さなければなりません。そうした手間やストレスはユーザの離脱を招きます。サイト内検索を最適化しておくことで、探す手間がなくなり、目的の商品をすぐに購入することができます。

多くのWebサイトでサイト内検索は設置されているものの、サイト内検索の精度の低さや、サイト内検索結果の表示速度の遅さなどもユーザの離脱率を高めてしまう原因になります。そのため、サイト内検索の最適化をおすすめします。まずは、自社Webサイトにあったサイト内検索機能を設置することが重要です。

≫≫ ECサイトのCVRが改善する5つの施策とサイト内検索の最適化

≫≫ サイト内機能を導入するメリットから導入方法を解説

まとめ

まとめ

サイトナビゲーションは6つの種類とそれぞれの役割があり、どれも大切な機能です。

サイト運営者であれば基本的なナビゲーションの役割は知っておくべきでしょう。ナビゲーションを適切に設置することでメニューを構造化することができ、SEOの観点から見ても高い評価につながります。

また、ナビゲーションとサイト内検索の最適化は表裏一体です。サイト運営でお困りなら、ぜひサイト内検索の最適化を行いましょう。


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