サイト内検索ブログ

【セミナーレポート】品番が多くても探せるECに!「検索で見つからない」を解決するジーニーサーチ導入のリアル

作成日:
更新日:

登壇者:株式会社ソキュアス 取締役 中村 伸一氏
導入サービス:GENIEE SEARCH for EC
導入先Webサイト:帽子専門店 時谷堂百貨

目次

ECサイトにおいて「検索で見つからない」ことは、そのまま機会損失につながります。本セミナーでは、時谷堂百貨の取り組みを通じて、検索体験を起点に“見つかる・選べる”導線をどう設計し、成果改善につなげたのかを紹介します。

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なぜ検索が重要なのか?「見つからない」は機会損失につながる

オンラインショッピングにおいて、約9割がサイト内検索を利用する一方で、約9割の検索利用者が“商品が見つからなかった経験”をしています。さらに、検索で商品が見つからなかった場合、8割以上のユーザーがそのECサイトを離脱するという結果があります(※ジーニー調べ)。

こうした背景から、検索は単なる機能にとどまらず、「購入の起点」であり「離脱を防ぐ重要な役割」を担うものとして位置づける必要があります。

商品点数の増加が、検索課題を顕在化させる

紳士帽専門店「時谷堂百貨」を運営するソキュアスでは、取り扱いアイテム数の増加に伴い、「商品が見つけにくい」「種類が多く選びづらい」といった声が顧客から寄せられるようになりました。加えて、社内スタッフ側でも問い合わせ対応のための商品確認などに時間を要する場面が増え、顧客体験と業務効率の双方で課題が顕在化していました。とりわけ、長年の利用者からの指摘が、検索強化を急務と捉える大きな契機となりました。

プラットフォーム標準の検索機能の問題点

時谷堂百貨では、ECサイトのプラットフォームとしてfutureshopを利用していますが、標準検索では「AND検索」のみで柔軟な条件指定が難しいという課題がありました。
また、複合的なキーワードや曖昧な条件(例:色×種類、つばの長さ5〜7cm程度など)では検索できず、「目的の商品が見つからない」「検索結果の候補が多すぎて選べない」といった声につながっていました。

検索体験の不便さが、顧客にとってストレスになるだけでなく、購入機会の損失にも直結している——その問題意識から、時谷堂百貨では、検索のアップデートを決断しました。

GENIEE SEARCHを選んだ理由は「データ活用」と「購入体験の向上」

検索サービスを検討する中で、「futureshopの商品情報をそのまま活用できる」「既存データを活かして検索を強化でき、導入負荷を抑えられる」点を評価し、時谷堂百貨の検索機能にGENIEE SEARCH for ECを採用しました。

なかでもGENIEE SEARCH for ECの「商品比較機能」は、複数商品を並べて検討できることで納得度の高い購買につながり、導入により検索の利便性だけでなく、購入体験そのものを高められると考えました。
また、新サービス導入では工数が課題となりがちですが、今回の導入では大規模な開発を必要とせず、社内スタッフとジーニーのサポート部門が連携し比較的スムーズに進行することができました。

帽子専門店ならではの“絞り込み”と“比較”を実現

時谷堂百貨では、主に以下の2つの機能を活用しています。

1.商材特化の「絞り込み」で“見つかる”検索体験へ
帽子の種類やブランドに加え、つばの長さ、中心の高さといった帽子ならではの条件やサイズ調整、撥水加工などの要素でも絞り込みが可能になりました。サイト特性として、専門性の高いニーズを持つ来訪者が多いため、詳細な条件指定でも目的の商品へ到達しやすい導線を整備しています。

2.商品比較機能で、店舗のように見比べられる環境を実現
検索結果画面上で比較したい商品にチェックを入れると、価格・スペック・在庫情報などを一覧で確認できます。在庫情報と連動してサイズの有無を確認しながら比較検討できるため、スムーズな購入につながります。

導入効果:成約率・回遊率・体験指標に改善

時谷堂百貨では、GENIEE SEARCH for EC導入後3ヶ月で、以下のような成果が出ています。

・成約率:前年比 0.36%向上
・回遊率:2.35%向上
・アクティブユーザーあたりの平均エンゲージメント時間:前年比 11.9% 改善
・検索結果から商品詳細ページへの遷移率:平均 35%超(2025年8月実績)の高い結果に
・検索経由のCVR:16%向上

また、これまで難しかった複数条件での検索が可能になったことで、顧客ニーズに寄り添った提案ができるようになりました。
社内スタッフ側でも、顧客対応時に該当商品をすぐ探せるようになり、接客・サポートのスピードが向上しています。見た目が似ている商品でも商品データを一覧で比較できるため、納得感のある接客が可能になりました。

今後の展望:専門店の安心感×オンラインの快適さを融合

中村氏は、今後の展望として、「帽子専門店ならではの安心感」と「オンラインならではの快適な購買体験」を融合させたサイトを、時谷堂百貨が目指す姿として掲げています。

検索・比較機能をさらに充実させ、迷わず欲しい商品に出会える環境を整備し、専門知識に基づく提案を通じオンラインでも店舗さながらの接客で、帽子選びの“楽しさ”と、安心して選べる体験の提供を目指します。

ジーニーでは、検索技術を基盤とした導線の最適化に加え、検索データ分析(レポート/辞書登録/0件ヒット対策)を通じて、継続的なサイト改善を支援していきます。

まとめ:検索は「見つける」だけでなく、売上と体験を底上げする起点

ECの品番・商品数が増えるほど、「検索で見つからない」は顧客体験と売上の双方に影響します。時谷堂百貨の事例では、商材特化の絞り込みや比較機能により“見つかる・選べる”体験を強化し、成約率や回遊率などに改善が見られました。

検索ログを活用し、改善サイクルを回すことで、専門店の価値を高めていく時谷堂百貨の実践例は、EC事業者にとっても再現性のある学びの多い内容となりました。

セミナー協力:株式会社ソキュアス


時谷堂百貨(株式会社ソキュアス)について
国内外40以上のブランドから厳選した紳士帽を3,500種類以上取り揃える、国内最大級の紳士帽専門店「時谷堂百貨」を運営。東京都立川市の店舗では、試着しながら自分に似合う帽子を選べる体験型の空間を提供しています。

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ENIEE SEARCH編集部

GENIEE SEARCH編集部
(X:@BST_hoshiko

ECサイトや企業サイトにおける快適なユーザ体験を実現するための導線改善方法から、ECマーケティングの手法まで幅広く情報を発信しています。

監修者:森本 葉月

監修者:森本 葉月

企業サイトやECサイトにおけるブランディング向上やUX改善につながる情報を発信。主にセミナー・SNS・メルマガ・プレスリリース等の企画運営を担当。

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